檜垣真美 | リフレクションペーパー

檜垣真美

05W2115003H 檜垣真美

 まず、先日帰国なされたばかりだというお忙しい中、わざわざ遠い多摩までいらしてくださった岡部様に心から感謝の意を示したい。今回の講演は、ゲストをお迎えして行う形のdevelopmentライブ!の最終講演であったこと、また、今までの方とは少し異なる企業の立場から開発を行うお仕事をなさっている方の講演ということもあり、いつも以上の期待感と貪欲にゲストのお話を吸収しようという思いのもと、講演に臨んだ。

 講演の中で岡部様がおっしゃっていた「分かり易い言葉で説明する」ということは、学生という私の立場でも非常に重要なことであると感じた。「ダイエット」や「好きな人」など身近な例を挙げてお話しして下さったため、開発コンサルティングがどのようなものであるかを楽しく学ぶことができた。岡部様の場合は開発コンサルタントというお仕事上、途上国でプロジェクトを行う際に現地人と会話をするとき、説明を求められたときなどであるが、学生にとっては自分の意見を主張するとき、プレゼンテーションを行うときなどがそのケースである。自分の思っていることを相手に伝えなければ意味がないのだから、専門用語など難しい言葉で説明するよりも、分かり易い言葉できちんと伝わるような説明をしなければならない。私がこれからプレゼンテーションを行う際に心掛けていかなければならないことである。

また、学生からの質問の際、私が岡部様に、ものづくりというハードから人づくりというソフトな仕事へと転機した理由を尋ねたところ、人とのつながりを理由に挙げられていた。岡部様は留学し開発を学んでいく上で、人とつながっていることの重要性にお気づきになったそうだ。エンジニアはものづくりが喜びであるが、コンサルタントは人が変わることが喜びである。岡部様は人が変わっていくプロセス支援にご自身のやり甲斐を感じ、また、変化を目にしたときに喜びを感じるとおっしゃっていた。「人が変わるのにimpactを与えたい」、このお言葉は、岡部様が「人好き」であることを表していると思った。シャプラニール=市民による海外協力の会代表理事の大橋様もご自身で「人好き」だとおっしゃっていたが、「開発」に関わる仕事に就いている方は、「人が好き」という気持ちを根底に共通して抱いているのではないだろうか。なぜなら、開発をおこなうには人との関わりが不可欠であるからだ。開発を職業として行っている人が、人嫌いではやっていけない。現地が好き、人間が好き、やっていて楽しい、やり甲斐を感じると思えるからこそ、続けていけるのだ。仕事とはそのようなものだと思った。

 成果主義、時間厳守ということは社会に限らず、人と関わっていく上で最低限のマナーである。また、そこに意欲や意思があったとしても行動し、結果にださなければ意味がない。重要視されるのは過程ではなく、あくまで結果なのであることを改めて岡部様から教わった。ALPsを履修していない私は、これから「開発」について、仲間たちと真剣にdiscussionし、ここまで学べる機会は少ないかもしれない。これまでのリアクションペーパーを今一度振り返り、確実に自分のものとして、次に活かせるようにしていくこと、これがこのdevelopmentライブ!を履修した私のすべきことだと思った。