田内 未紗
05W1406004E 田内未紗
まず始めに、今回の講演会のゲストである岡部様に遠路はるばる多摩までお越しくださったことに、感謝の意を示したい。実務者を招いての講演会の際に、モモは必ず来校してくださった実務者の方に、中央大学が都心から遠い多摩にあることを強調しわざわざお越
しくださったことに感謝していた。やはり、実務者の方はみな都心からやってくるのだ。5回すべての講演会が終わった今、こんな多摩に足を運び、ご講演してくださった実務者の方々、このような貴重な機会を私たちに与えてくださったモモに改めて感謝したい。
今回の講演を通して、私は先入観として開発コンサルタントは政府や、地元の人々のニーズを一番近い対等な立場で感じることができ、さまざまなアクターの仲介的存在にあり、中立した存在であるとイメージしていたと同時に、やはり企業ということで、営利的な要素を含めた上で行動やプロジェクトに取り組んでいるのではと、懸念していた。今まで、自分の中に開発や本当の人々のニーズを知り応えられる存在はNGOではという考えが強かったからだ。しかし、岡部様のご講演を聞いて、すっかりその考えは覆されてしまった。まず、企業であり、営利重視で動いているなんてものはまったく感じられず、岡部様はとても誠意のこもった、人と関わりその変化を見たいというとても熱い気持ちを持った方であった。何度も「分かりやすく、簡単な言葉で話す」とおっしゃっており、難しい表現をすることで人々の解釈が異なってしまうのではなく、聞いているすべての人が理解してくれるように、また、それは途上国で農民の方に説明する時も同じであり、この気遣いは岡部様の思いであろう。一番に相手のことを考えて、自分の意思を押し付けるのではなく、相手に合わせて行動するということは、とても難しく、意識なしでは私はできない。今回、あまりに岡部様が自然に相手を第一に考えて行動していたことに強く感銘を受けた。私も、意識をし、自然に相手を思う気持ちが先に出るような、そんな人間になりたいと思う。また、岡部様の、開発コンサルタントという職業に対して誇りを持ち、その仕事・関わる人々・すべてのものに対して真摯に向き合っている姿勢がお話の中から伝わってきた。
岡部様の講演会のお話は、開発コンサルタントとプロジェクトについてだったのだが、その話は私たちの日常生活にも当てはめて考えることができるものばかりだった。岡部様にとっての企業と現地は、私にとっての総合政策学部の今の自分の置かれている環境であり、問題が生じた時に、自分はどうそれに対して対応でき、動くことができるのだろうか。また、講演中に示された「開発コンサルタントの要件」はいつもモモから言われている事とリンクしており、社会に出たときに必ず誰もが問われるものなのだと、改めて実感した。成果主義、時間厳守は社会限らず、人と関わっていく上で必要最低限のマナーであり、また、自主性が問われ、どんなに意欲や意思があってもそれを行動、結果として示さなめれば意味がなく、社会はそこまで甘くないこと、それを見越してモモがこの講義にそれらの要素をあまりに明確に盛り込んでいることに気づき、学びの大切さを感じた。私は今までに学び、感じたことをもう一度振り返り、確実に自分のものにしていこうと思う。