佐野佑希子
05W2113009J 佐野佑希子 はじめに、先日帰国したばかりとご多忙の中、遠い多摩までお越しくださり、私たち学生に「開発」とは何かということを改めて考えさせる機会を与えてくださった岡部様に感謝いたします。ありがとうございました。
私は今回の岡部様のご講演と懇親会を通して、「開発」においての自分が向き合う対象について考えさせられました。
私はスリランカの「開発」をテーマにリサーチする中、自分の直接の問題でない問題について自分が触れていいのか、勝手に自分の問題として捉えていいのかということについて長い間考えていました。今回岡部様のお話を聴き、岡部様は私の悩んでいる点については何も感じていないのだと理解し、そしてそれがわたしの対象にする相手の見方と岡部様の対象にする相手の見方の違いからきているのだと考えました。私が今日本で行っている学びは、スリランカにある問題を取りあげ、観察するというものです。その問題がなぜ問題なのか、なぜ起こったのか、その問題に対してどういったアプローチがされてきたのかといったことをリサーチし、自分はどういった解決策がよいか考える。この工程の中で、スリランカに住む人々の生の声というのは得がたいことです。というのも私が今行っている学びは現地の人々が直接関わらない学びであり、一方的なものだと考えるからです。その一方的な学びでは私には、相手の問題を自分の問題として、一緒に解決していこうという感情が生まれてきません。そこから、スリランカの問題に対して自分が触れてよいのかという問題が生まれました。スリランカという国の人が実際はどういった人たちで、実際私に関わる人たちがどんな人であるか触れない限り、私は他人の問題を自分の問題であると感じることはできないと考えています。問題を取り上げる対象が他人ではなく、関わりがある人だからこそ、その人の問題を一緒になって解決していきたいと思うのだと考えます。このことから、岡部様が行っている活動は、問題を解決してあげたい人と一緒になって行う活動なのだなと思いました。現地に行き、直接現地の住民と話すことによって、岡部様が問題を解決したい現地住民と一緒になって解決していこうという姿勢をとっているからだと思います。そして私の行っている活動は、その前の段階で、関わる人たちについて知ることです。私は今、学びの最初の段階にいて、これからスリランカの現地住民と触れ合うことによって、今私が抱えている「問い」を解決できるなんらかの糸口になるのだと考えます。今回、岡部様のお話を聴き、今まで考えていた問題について、自分が今いる段階は私からの学び一つで、問題を直接持つ現地の人と一緒に解決する2方向の学びの段階はその後、ということを再確認したと同時に、これからスリランカまでの3ヶ月間を問題を観察することに全力を尽くそうと考えました。
今回、岡部様のお話を聴き、将来自分が行う活動も、岡部様が行う活動のように、現地の人々と共に問題を解決できるような活動であることを望みます。その前に、今は目の前に控えたスリランカでのフィールドワークから多くの学びを得るため、そして少しでも多く現地の方と一緒になって問題解決になる活動をするために、今は現地についての知識を少しでも多く学んでいきたいと思います。最後に、「開発」を考える私たち学生に、自らの活動を話すことで、問題に対する私たちの関わり方をお教えくださった岡部様に改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。そして、特殊講義developmentライブ!の授業を通して、岡部様を含む5名の実務者と、私たちを結び付けてくださったモモに感謝します。プレゼン班の活動中はさまざまなご迷惑をお掛けいたしましたが、developmentライブ!の授業を通じて、私個人は将来に向けた大きな学びを得ました。この学びを活かし、これからモモと、みんなと一緒に「開発」を考えて行きたいと思います。