河合暁
developmentライブ!を通して様々な機関をとおしての”development”に関するお話を伺う機会を与えていただいた。その中で、今回の「企業: 開発コンサルタント」を通しての”development”はとても想像しやすかった。”development”のもとで行われている行いを頭の中で描きやすかった。なぜならば、これまでALPsを通して繰り返し行ってきた、学習の基本姿勢である「前提を疑う」こと、そして「先読み」・「シェアすること」などALPsをはじめてから重要性が分かったことなど全てが、開発コンサルタントという「企業」において”development”を行ううえで、日常で行っていることと繋がっていたからだ。今回の岡部様のご講演を聴くまでは、ALPsにおける行動と、developmentの現場で行っていることが、どこか繋がっていなかった。知識としてのdevelopmentと、現実で行われているdevelopmentが別々のものであった。
また、ご講演を通して岡部様のお話全てが具体的であった。全てが自分の生活と繋がっていた。ご講演の中で述べてくださった「開発プロジェクトでよく見られる欠陥」の項目のほとんどが私たちのALPsというコミュニティー、またグループワークに繋がると感じた。
しかし、岡部様のお話はとても現実的であったぶん、現実における厳しさも多く含んでいた。「開発には政治的な意図を絶対に含む。開発はそんなに純粋なものではない。」という言葉はもの凄くショックだった。確かにMcMichael氏の著書などを読みながら自分が描く「理想のdevelopment」が地に足が着いてないのは気づいていた。けれども、開発の現場で働いている方から、直にあのような言葉を聞くとショックはとても大きかった。ただ、そのように厳しいことをおっしゃいながらも、岡部様のdevelopmentに関する考え・姿勢はとても前向きで明るい印象を受けた。現実を受け入れたからこそ、見えてくるものがあるのかもしれない。やはり自分は現実を見られていない、問題を自分に引きつけて考えられていないと思った。
そして今回developmentが身近に感じたことで逆に、今まで自分がどれだけdevelopmentを自分に引きつけて考えられていなかったのかが分かった。加えて、ALPsで学んでいることが自分の私生活に生かしきれてないということも痛感した。
developmentライブ!の締めくくりとしての岡部様のお話を伺って、これからのALPsで活かすべき多くの教訓を学ぶことができた。その中でも、「相手により良い理解をしてもらうためには、相手に分かりやすい言葉で説明する」ことはもっとも大切だと感じた。今の自分、そしてALPsの学生がもっとも欠いているものは「コミュニケーション能力」だと思う。この問題をたどっていって最後に行き着くのは「心遣い」であると思う。日常生活において「心遣い」が無ければ、とうていALPsにおける「心遣い」など存在しない。これがこれから気をつけていくべきことだ。
そして、帰国して間もないのにも関わらず遠いところまで、いらしてくださった岡部様に感謝をしたい。