飯島輝美
05W2111001G 飯島輝美
最初に、大森様にお忙しいにもかかわらず今回の講演会のために、都心から中央大学という遠く離れたところまでいらしてくださった事に深く感謝したい。私は今回の講演会を聞き、私たち一人ひとりが地球市民の一員として、世界で起きているさまざまな問題に対してしっかり目を向けなければならないと感じた。
今後人口が増加することにより、食糧需要が追いつかなくなったり、水供給がさらに厳しくなったりするだけでなく、車の使用増加による温暖化の加速、温暖化による住むための土地・食糧生産するための耕作地の減少、食糧不足による物価の高騰、そして先進国だけが食糧を手に入れることができ途上国は貧困の人々が増えるという、悪循環ができてしまうという事実を聞いたとき、貧困に対する見方が変わった。私は、これまで途上国が発展できないのは途上国内の紛争や衛生管理が行き届いてないなどによって起こるのだという考えが染み付いており、先進国や国際機関がお金を貸さないといけない状態になっているのだと思っていた。しかし、実際には先進国がそのような状況を作り出している要因のひとつだと考えられた。私たち先進国の多くの人々はこのことを知らずに生活しているといってよいだろう。このように考えると、大森様がおっしゃっていたようにMDGsを知ってもらうよりも先に、途上国で起きている問題をグローバルな視点で考えてもらう事が重要だという事を理解できる。世界規模で目標を策定することによって、世界全体が問題解決に賛同して連結していこうという強い意思表示をしているのだと感じた。その中で世界銀行はIBRDとIDAの2つの国際機関は「金融」という立場において、IBRDは主にマーケティングから得たお金を、IDAは加盟政府国から得たお金を、それぞれ異なったやり方で被援助国に融資している。2つの金融機関が異なる資金集めや返済請求をすることにより、被援助国に対して援助の必要な額や期間の対処がうまく行われていると考えられた。
大森様はthe poorを日本語に訳す際、「貧困に苦しむ人々」という言葉を使っておられた。私は今までthe poorを特定した言葉を使わずに「貧しい人々」や「貧困層の人々」など、あまり深く考えずにさまざまな表現を使ってきた。大森様がthe poorの政治的スタンスを考え、「貧困に苦しむ人々」と特定していたのに対し、私は表面的な部分でしか考えておらず、言葉の意味を考えて大切に使っていなかった事に恥ずかしく感じた。前回の大橋様のお話にもあったが、その言葉がどのような意味を持つのかをきちんと考えて使用することが大切であると思った。大森様はdevelopmentというのは、常に変化し人々にインパクトしているものであるとおっしゃられていた。そのdevelopmentが必ずしもいいものになるとは限らない。一つひとつのdevelopmentのためには、私たち一人ひとりがdevelopmentを受け入れて考えながら行動していかなければならないと改めて感じた。