檜垣真美
05W2115003H 檜垣真美
まず、大変ご多忙の中、都心から遠く離れている中央大学までわざわざお越しいただいた大森様に深く感謝したい。世界銀行という私の日常生活にあまり馴染みのない国際機関について、ご自身が作成したパワーポイントを通して非常にわかりやすい講演をしてくださり、今まで知らなかったIBRD(国際復興銀行)とIDA(国際開発協会)の融資金の内訳などという世界銀行の仕組みを知ると共に、その役割について考えるきっかけを与えてくださったことにも、感謝の意を述べたい。
今回の大森様の講演で印象に受けたことは、「developmentとは何であるのか」という質問に対し、大森様は「changeと social transformation」であるとおっしゃった。そして、それは私たち一人ひとりに受け入れられるものでなければならないそうだ。そこから私は、各々が意識し変わっていくことで、社会も変化し、貧困という地球規模の問題の解決につながっていくのではないかと考えた。また、大森様は「development はimpactであり、sustainableなものでなければならない」ともおっしゃっていた。「impact」であるから当然悪い影響がでる場合もある。しかし、何か新しいことを起こそうとすれば、既存の何かが破壊されてしまうことはどうしようもないことではないだろうか。大森様もおっしゃっていたが、重要なのはそれを最小限に食い止めようと努力することであると思った。そして「『sustainableなもの』とは現地の当事者に受け入れられ、positiveで、続けていく必要があるもの」と大森様はおっしゃっていた。そこから、この「sustainableなもの」とは、悪い「impact」を最小限に抑えたかたちなのではないかと私は考えた。「貧困に苦しむ人々」にとって「より良い生活環境を創造するために悪い『impact』を抑制した『sustainable』 な『changeとsocial transformation』」、これが大森様のおっしゃった「開発」なのではないかと私は推測した。
また、懇親会の最後の大森様が築いてきたネットワーキングティップスのお話についても印象深く残っている。「自分から動からければ何も始まらない」という姿勢は、当たり前なようなことだが、実はとても難しいことなのだと思う。正直に言うと、私は「自分から動き」出すことは苦手であった。この特殊講義を履修する以前は、常に他者が行動を起こしてからその後に続いたり、自分の意見を進んで発言しなかったりしていたことが多かったように感じる。これは自分に対して自信がもてなかったからなのかもしれない。現在、この傾向は徐々にではあるが改善されてきていると思うが、まだまだである。今のままでは、ネットワーキングを作り上げていくどころか、その根底がまだできていないため始めることすらできないということを、痛感させられた。これからは、①自分というものをしっかり持つこと、②機会を自分で見出すこと、③その時々の判断を自分で決めること、④その責任を自分で負うこと、という4点を心に刻み込み、何事にも取り組んでいかなければならないと感じた。そして、この4点を実行に移せるようになるために、まず自分の意見をしっかり持ち、それを人に伝えられるように端的な言葉に出せるように努力していきたい。今後、この心構えをしっかり持ち学んでいきたいと思う。