田内未紗
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まず初めに、私たちの特殊講義のゲストとして講演するために、お忙しいにも関わらず、わざわざ遠方である多摩までお越しいただいたことに感謝いたします。ありがとうございました。
今回のゲストである大橋様はとても明るい、陽気な人柄で、初めて大橋様が教室に入られた途端に、教室の雰囲気が大橋様色にガラッと変わったように感じました。それまで、ゲストが来るということで、緊張していた私たちを和ませてくださりました。そして、ご講演の際には、とても勢いのある熱い語り口調で、私は聞いていてすっかり魅了されてしまいました。大橋様はご自身自ら「勢いだけで、あとに残らないしゃべり方」とおっしゃっていましたが、ご講演の端々に感じられる大橋様の伝えたい気持ちがとても強く伝わってきました。今回の特殊抗議を通して、大橋様の講演を聞くことができたこと、本当に嬉しく思います。
私の中で一番強く印象に残っているのは、「本質的なものをしっかり見据えて、考えていかなければならない」とおっしゃったことでした。これはすべての問題に当てはまることだと感じました。「この世にはさまざまな見方・ものがあり、それぞれに多様性がある。その中で相対的に中立として存在するものもあるかもしれないが、絶対的な中立のものなんて存在しない」とおっしゃりました。そして、大橋様がモモとの出会いの話をされた中に、モモがスリランカで物乞いに囲まれて、困ってしまった際に大橋様がモモに言った言葉として「泣いても良い。しかし、哀れんでいたら一緒に仕事は出来ない。同じ目線に立たなければ、取っ組み合わなければいけない。」とおっしゃったそうです。私はこの話を聞いた時に、自分の中である発見がありました。私は今まで、貧困に苦しむ人を助けてあげたい、何かしてあげたいと考えるときに、決まって「でも、私の今もっているお金をただあげるだけでは相手は喜ばないし、それは助けることにはならないのでは。でも、明日生活していくお金がない人にとってお金をもらうことは大事なのでは。」と混沌とした思いを持っていました。そして、自分には本当に何ができるのだろうかと答えの出ないままでした。その答えに少しでも近づきたくて、このAction Learning Programsを履修したという面もありました。そんな中、今回の大橋様のお話で、当事者主体で考えること・問題の本質を考えることを教えてくださりました。自分が助けてあげたいから、何かをしたいのではなくて、誰かが何かの理由で困っているのならば、その理由の解決への手助けをしたい。そう強く感じました。
誰かと何かをする時に、同じ視点に立って、見えてくるものを見ることの大切さを自分の中にしっかりと受け止め、そして偽善的に意識して援助活動をするのではなく、自分の意志で、愛を持って行動することは自分自身への幸せであると言い切れるような、私なりの方法を見つけて行きたいと強く感じました。