長谷川優 | リフレクションペーパー

長谷川優

05W2114018G 長谷川優

「“市民”による海外協力」という言葉は、とても深く、温かく、そして地球に生きる者として大切な理念がつまっているもの、私は今回プレゼンテーション担当班として、多くの時間をかけこの言葉の意味を模索することで、この言葉が持つ意味の素晴らしさ実感した。だからこそ、今回、この「“市民”による海外協力」の理念のもと活動する大橋様を迎え、話を伺えることにとても大きな喜びを感じていた。

大橋様に出会わなければ、私は自分が考えている事、考えようとしている事がすでに先進国側からの視点であるという事実に気づかなかったであろう。今回大橋様のお話を通じて、自分自身を見直すきっかけが得られたことを心から嬉しく思い、また大橋様に感謝したいと思う。大橋様は、現地の人々を「かわいそう」などとは思わない、彼らの国を愛し、その人々とふれあうのが楽しい、だから活動しているとおっしゃった。これこそ現地の人々と同じ目線に立つという「“市民”による海外協力」が指す“共生”であると感じた。いくら私が途上国の人々を助けたいと思っても、それはすでに上からの視点であること、つまり本当の意味での共生にはつなげられないということに、私はとてもショックを受けた。このように上からの立場からしか見られていない自分が情けなかったが、だからといって思ってしまっている以上どうすればいいのかもわからなかった。しかし大橋様は、「かわいそう」と思うことがきっかけでもいいから経験を重ねて分かればいいとおっしゃった。大橋様が人生の中でどんなに経験し学んできたかが実感できる一言であった。またモモの「相手と同じ目線、同じ土俵にたつことは辛いこと。なぜなら相手と取っ組み合うことだから」というお言葉もとても心に響いた。やはり同じ目線にたたなければ、上下関係は消えない。辛くても取っ組みあわなければお互いにとっても意味のない薄っぺらのものになってしまうのである。大橋さま、モモのおっしゃるこの“同じ目線”というのをこれからもっと深く考えていきたいと思う。

また、大橋様が強調していた“多様性”という言葉の重要性も知った。NGOは、それぞれが独自の考えを持っており、一つにくくる必要はない、また自分のとは違う理念だからといって他のNGOを批判するわけでもない、それぞれがその考えのもと頑張ればいいのだというお言葉を聞いたとき、私は大橋様の心の広さを感じた。この“多様性”を理解することは人との関わりの中でも、とても大切なことである。互いを理解し尊重しあうことは、当たり前の事ではあるけれども、実際私たちはできていない。そうしなければ平和は生まれない、そう思った。

今回、私は「“市民”よる海外協力とは」の持つ意味を、長い期間必死に仲間と模索し、討論することで、私たちなりの一つの結論を導き出した。この結論にたどり着いた時の感動は今までに味わったことのない喜びであった。人に教えられるのではなく、自分で考えることによって答えを見いだす、これこそ本当の学びであると実感した。この学びに気づくという経験をできたことは自分の中でも一つの大きな節目だったと思う。この時の仲間と得た感動は、決して忘れることはないだろう。プレゼンテーション担当班としての今回のdevelopmentライブ!の授業は、私にとって学びを知るという経験を得ることができ、また自分自身を見直すきっかけになるとても意味のある充実したものになった。このような機会を得ることができたことを心から嬉しく思う。