西林 まや | リフレクションペーパー

西林 まや

05W1407024B 西林まや     

 今回のプレゼンテーションに参加できて本当に良かった。なぜなら江島様のお話を聞き、スリランカ政府は本当に日本を信頼してくれているのだと感じる事が出来たからだ。スリランカの津波被害の4日後にスリランカ政府から、中期的・長期的支援を日本とADBと世銀に頼みたいとの要請があり、それは今まで紛争中も絶える事なく支援をしてきた日本への信頼がそうさせたのだと思った。スリランカの貧困地と津波の被災地が重なっている事から、13億ドルをかけて3・4年で貧困地を全国的な平均レベルに引き上げるというプロジェクトは成功すれば大変すばらしいものになると思うし、スリランカとの友好を深められる上に、日本国民のJBICに対する注目度や高感度も上がるのではないだろうか。

プレゼンテーションの中で、JBICの援助が南西部に集中しているという問題があがった。それについては私も疑問に思っており、是非その理由を聞いてみたかった。そのことについて江島様は内戦が激しかったため2002年までの20年間タミル人の住む地域に行けず、その為援助した地域に偏りが出来てしまったとおっしゃられていた。このような内情をよく知る方の意見を聞き、ただ単に日本政府はおかしいと批判するのではなく、真実を追究する事が大事なのだとつくづく思った。

江島様はご講義の中で、スリランカの津波に対する義援金は十分すぎる程集まったが、パキスタンでの地震に対する義援金はとても少なく、スリランカからパキスタンへ分けられるかもしれない、とおっしゃっていた。なぜそんなにもスリランカの津波に義援金が集まったのかというと、津波の際に色々な国の人が亡くなり、直接自国民が被害に会った国が援助に力を入れた為だとの事だった。それに比べてパキスタンの方は外国人が少なく被害に会ったのはほとんどパキスタン人であった為義援金が集まらなかった。それを聞き、自国民が被害に会わないと義援金を出さない国が多いのはとても悲しい事だと思った。どの様な国が困っていようとも、義援金を出し合い助け合っていけるような世界を作っていきたいと思った。

江島様は途上国の人たちが明日の食べ物を心配するのではなく、5年後10年後の自分の国、自分の家族の事を考えられるようにしていきたいとおっしゃられていた。そこで私は数年後の自分の国や家族の事を心配出来るのはとても幸せなことなのだと改めて気付かされた。今、私は食料にも寝る場所にも事欠かない幸せな生活を送っているから自分の将来を心配出来るのだと思った。江島様が津波の際に現地に行かれた時、どうにも解決策が見つからなかったという住宅問題や貧困地の問題を解決する為に日本政府に是非頑張って頂きたいと思うと共に、自分には何が出来るのかを常に考えて行きたい。スリランカの人達にも早く自分達の将来を心配出来るような日々が訪れるよう心から願っている。