坂本陽亮
05W2111002E 坂本陽亮
私は今日の江島様のお話を聞き、さまざまなことを学んだ。その中でも私が一番の印象に残っていることは、江島様にとっての「development」とは、という問いに対する答えだ。
江島様にとっての「development」とは、その土地に住んでいる人々が、明日の食べ物の心配をするのではなく、5年後、10年後の生活のことを心配することができる。そしてそれは食料のことではなく、自分たちの生活について、また、自分たちのことだけではなく国自体のことを考えることができるということだ。そしてそこの大前提として、持続可能であるということ。現地の人との丁寧かつ慎重な話し合いにより、ボタンの掛け違いから起こるようなもめごとはなるべく避けるようにすること。また、突然JBICに訪れ、支援を求めてきた場合、ここでの個人の対応がJBICの対応となり、日本の対応ということになってしまうため、それがどのような人であっても懇切丁寧な対応をとること。
最後の自分の対応が結局はそこの全体が行った対応となってしまうという考え方、和栗特任講師の言葉を借りると「ノレン」。これはなにも国際関係の時に生じるのではなく、今後私たちが近い将来、社会に出て行くときにもこれは当たり前な考え方となることである。今までこのようなことを頭の中だけでは多少考えたことはあったが、実際に実務者の方の生の声でそのようなお話を聞くことにより、そのことの重要さというのがより鮮明に理解できるようになった。このことだけではなく、江島様のお話では、実際に現地に行っている人の報告をまず聞き、その声を重要視しながらの支援を行うという、これも特任講師の言葉を借りて、「ホウ・レン・ソウ」という社会に出て行ってから基本となる行動。その基本の行動も、このようなお話を聞くことにより、その重要性を再確認させられた。
また江島様のお話の中にあったように、自分たちのことだけではなく自分たちの住んでいるその国に関してもいろいろと考えられるようになること。これに関して特任講師が言っているように、最近の学生は自分最優先、自分中心なものの見方をしていると私は思ったし、私自身も決して例外ではないなとも感じた。確かに私自身、今の生活の中で、自分のことだけを考えてしまう場面というのが非常に多い。このように考えてしまう原因に考えられること、それは逆境に対して非常に弱くなっているということが関係しているのだと思う。現在、人事部に所属しておられる江島様も、最近の新入社員は打たれ弱くなっているということをおっしゃっていた。
私は今大学1年でこのようなお話を聞けたことを非常に幸運に思う。なぜなら、今日聞いたことを、今のうちから意識して今後生活していくことができたら、卒業するまでにはかなり打たれ強くなり、また、自分のことだけではなく周りのことにも目を配ることができる、視野の広い人間になれるのであろうと思うからだ。
江島様、お怪我をなさっているにもかかわらず、今日はわざわざ遠いところまでお越しいただきまして、大変ありがとうございました。