玉木 香奈 | リフレクションペーパー

玉木 香奈

05W2115005D 玉木 香奈 まずこのリアクションペーパーを書くにあたり、大変お忙しい中、足の調子がよろしくないのにも関わらず、遠くまでお越し頂いた江島様に深く感謝の意を示したい。

今回の講演で、実際に現場で活動なさった江島様のお話を伺えたことを、自分にとって大変価値ある時間であったと思える。机上での学びから得た単一的な視点を180%くつがえすためにも、このような機会は重要であった。

 そのように自分が強く感じたのは、江島様のcommunicationに対する貪欲な姿勢を感じたためである。今回私はプレゼン班としてリサーチを行う中で、JBICの活動内容は円借款であるという特徴的な役割が表立ってしまい、それに集中してしまったように思えた。我々プレゼン班は、言語区分地域とJBICのプロジェクトが行われた地域を照らし合わせることにより、その背景にはかつてのシンハラ優遇政策が今なお存在しているという結論を導き出した。私個人として考えた要因として、それはJBICが行う要請主義だと考え、これは先に述べた円借款という援助の仕組みに関係し、過激な言い方かもしれないが、あまり内政には干渉せずに相手国政府の考えを尊重している面もあるのではないかとまで考えた。実際には、北部は危険地帯であったため、また、経済活動の効率を重視するためにコロンボ中心の政策となったため、などとおっしゃられ、それは我々の前提を一気に崩すものであった。数ある情報に触れる中で、このような視点に対してもっと敏感になり、深くリサーチを進めることはできなかっただろうか、と反省するとともに、triangulationの重要性を改めて感じた。また、我々が提示した共同形成主義とは、内政干渉につながるものではないかという問いに対して、干渉と議論は異なるものであること、また要請決定段階の重要性を裏付ける、江島様の現地での活動に関するお話に心を動かされた。長期的な政策を前提として掲げていらっしゃり、どんなにコストや時間がかかっても、現地でのhearingconsultationは必須であるという「報・連・相」の重要性、自分ひとりが事業を背負っているのではなく、自分が組織を背負っているのだという「ノレン」。要点をまとめることで、自分の主張を相手に伝えようとする姿勢や、imaginationを働かせ、常に相手のことを考えるという態度など、これらは現場を知ることで体得できるようなものに感じられ、またそれはALPsというものを背負う私自身にもすごく必要なものである。

 今回のプレゼンを行うにあたり、この「報・連・相」「ノレン」というものを身をもって体験したように感じる。度重なる不手際により、たくさんのご迷惑をおかけするとともに、ALPs、また中大総政の名を汚すことにもつながった。自分が背負う責任の重さを痛感したとともに、常日頃のcommunicationがいかに重要であるのかということを考えさせられた。今回のDevelopmentライブを通じて、改めてこの授業を履修する意味、そしてここに存在するために果たすべき責任というものを理解できたように思える。そして、この学びを実践へとつなげていきたい。