加藤 翼
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今回、スリランカで実務経験のあるJBICの江島様のお話を拝聴するにあたり、新鮮な情報、特にスリランカでの活動内容も交えたお話であったので、スリランカの現状や、スリランカの人々の様子、津波の時の対応など貴重なお話を聞くことができた。そして、江島様にとって私たち学生の作ったプレゼンがなにかしらの意味を持っていたことや、同僚の方にもプレゼンに関してお話をしてみるということをおっしゃっていたので、プレゼン班ではない私でも嬉しくなってしまった。こういうところでも、「周りの意見を尊重し、耳を傾ける」という江島様のスタンスがうかがえた。
お話の中に、スリランカに対しての日本の支援が全体の50%ということ、また、日本は欧米とは違って紛争中でもスリランカに支援をし続けたということを聞いて、改めてスリランカに対して日本のJBICが果たしている役割というものを感じた。また、スリランカでの津波災害の際には日本の対応は迅速であったとのことだった。津波などの被害の復興には中・長期的な支援が必要なのであり、今までスリランカに対して支援し続けてきた日本がその支援を担っていくことができるということをおっしゃっていた。過去に支援してきた結果、未来への支援へとつながっていくのだろう。日本からの支援が過去だけではなく、これからのスリランカの発展にもつながっていくという面でも、日本の支援がスリランカに与えている影響は大きいと改めて感じた。
災害復興支援や、スリランカのインフラ整備をはじめとして、開発事業をする時には、相手の意見を最大限に尊重することの重要性、丁寧な対応によって相手のニーズに合うように開発をしていくというやり方がJBICとしての、そして日本の代表として責任を持っているということなのだろうと思う。このことを通して、私は中央大学の、総合政策の、さらにはALPsののれんを背負っていることを実感させられた。私ひとりの行動によって、私が所属している団体のイメージへとつながっているということを考えると、中途半端ないい加減なことはできない。
中でも印象に残っていることは、江島様にとってのdevelopmentとはという質問に対して、目先のことばかりではなく、人々が5年後10年後の日常の状態を考えることができればとおっしゃっていたことである。先に目を向けることができるような状態まで手伝うのが機関であると、私たちにとっては漠然としている国際機関のひとつの解釈をいただいた。
最後に、中央大学までお忙しい中お越しいただいた江島様に感謝したい。開発事業の現状とこれからについての収穫が多く、自分だけのリサーチだけでは得ることができない貴重な体験をすることができた。今日得た知識をもとに、今後にも生かして生きたいと思う。