これより上から10月21日分の投稿欄になります! 稲葉想
稲葉想 05W2111013E 今回のリフレクションペーパーには、あえて他のことには触れず、自分たちの班とのことだけにつなげて、先日の江島様に来ていただいた講演会で得た貴重な収穫について述べていきたいと思う。この講演会は、実務者だからこその経験談を教えていただけたり、江島様自身が仕事をやってきた中で習得した人付き合いの秘訣などを聞けたりできた上、私がdevelopmentライブのリサーチペーパーのために個人的にも調べていた、現地ODAタスクフォースの実状についてなど、自分が興味あることについての理解もより深められる経験ができ、まことに貴重な機会となった。しかしながら、何よりも「貴重」だったのは、懇親会の時に、自分のALPs2のグループでリサーチ項目である「スリランカにおける言語」に関してのお話を伺いに言った際に、実務者である江島様という方に、直に私たちのような一学生の考えていたことを支えてもらえた、ということであった。そもそも私たちのグループ結成において共通のバーニングイシューとなっていたのは、「言語の持つ力」であり、つまりそれは、言語の役割である、「コミュニケーションの媒体」に、社会発展の、そして“development”の可能性を見出していたからである。スリランカにおいては、言語は、シンハラオンリー法や文語・口語運動、シンハラ人によるタミル人の大虐殺などに関わっており、「コミュニケーションの媒体」としてのよりも大きな意味を含んでいるのであるが、私個人としてはALPs2のオープンスペースに、「コミュニケーションの媒体」としての意味に焦点を絞って、「現地人と援助する側に共通して理解される言語の習得が、スリランカへの他国からの援助の効率性を向上させる」というthesis statementで以て臨んだのであって、そのことを江島さまに伺った際におっしゃられた答えが、自分達の班でも共有していたそのthesis statementをまさに支えてくれるものであったため、大変に感動したのだ。というのも、講演での話しにも出てきたが、江島様はスリランカの現場で、アポイントなしでも現地の人と会い、直接に話し、援助に関しての話し合いを進めていたのであり、その時に身を持って共通して分かり合える言語の必要性を感じたのだとおっしゃった。またさらに、以前から、もし更にコンピューター技術が発展し、言語翻訳ソフトが開発されたのであれば、この現地人と援助する側とのコミュニケーションもまた円滑化すると考えており、そのような点においても「言語の持つ力」は援助の際に重要になってくるともおっしゃられた。以上のように、今回の講演会での収穫は、直接自分たちの自身となるようなものであったのだ。大変貴重な現場の生のお話をきかせて下さった江島様に、心から感謝したいと思うと同時に、それを無駄にしないよう、ALPs2のリサーチも抜かりなくやっていきたいと思う。