濱端 愛貴子 | リフレクションペーパー

濱端 愛貴子

氏名:濱端 愛貴子  学籍番号:05W1403009E

今回、上田さんのお話を聞いて、本からは決して得られない、現場にいる人だからこその貴重なお話をしていただきとても勉強になりました。いつも私の頭の中にあったのは、世間でのODAについての認識の低さでした。それに関連して、私が上田さんのお話の中で特に興味を持っていたのは、ODAに関する広報活動についてでした。多くの方が知っているようにODAの大部分は国民の大切な税金から成り立っています。上田さんの資料:平成17年度一般歳出における主要経費割合(p20ページ、上のグラフ)によると一般歳出の全体の1.7%を占め7,862億円のお金がODAに使われています。このお金すべてが発展途上国の開発に使われているのです。多くの人は莫大なお金が発展途上国に行っているということは知っていても、そのお金がどんなことに使われ、どれだけの人が助けられ、どれだけの人や国が日本のODAに感謝しているかを知らないと思います。だからこそバブル経済が崩壊し、長期不況に陥った日本社会で真っ先にODAの削減が叫ばれてしまうのだと思います。上田さんもお話の中で、日本ではODAに理解をしめしてくれる人が少ないとおっしゃっていました。国民の大切な税金を使う以上、国民に対する説明責任を政府や外務省は背負っていると思います。しかし、現在の政府や外務省の対応は不十分なものだと思います。だからこそ国民の理解を得るのが難しくなっているのだと思います。広報の重要性やその難しさについて上田さんもお話の中でしきりにおっしゃっていました。上田さんのお話の中で私たちが聞いたことを身近な人に伝えることや上田さんにいただいたMDGsについてかかれたメモ帳や先日行われたフェスタでのODA民間モニターの方々による発表などが広報になるとおっしゃっていました。また、もっと効果的な広報も必要だとおっしゃっていました。

先程述べた活動も地道で、すばらしい、必要な活動だと思います。しかし、私ももっと大きいスケールで広報活動をする必要があると思っています。日本の新聞はODAに批判的であり、新聞は売れるために記事をかいているので良い報道はされにくいとのことでした。それならばテレビを使った広報活動がよいのではないかと思っています。外務省による番組の製作や有名な番組でODAの回の製作し、その中で、現場に携わっている人の話や民間モニターの人が訪れた際の映像を流したり、日本のODAに対する現地の報道などを流してもよいと思います。映像を通すことで人々により効果的なかたちで伝えられると思います。その反面、報道は操作されやすく、また、民営のテレビ局では利益の追求が先にきてしまい適当ではないと思います。そこで私は、NHKが適当ではないかと考えます。民営のテレビ局より再放送も頻繁にされているからです。また、見てもらうには話題性も必要になってくるので著名人などを起用すればよいと思います。メディアが発達した中で広報活動はきわめて重要で、それらをうまく活用することが肝要だと考えます。

広報活動に関連して、学校教育の中にもっとODAについて取り入れるべきだと思います。私は、今回の授業でODAについて調べるまでODAについてほとんど知りませんでした。小学校、中学校、高校と教育を受けてきた中でODAについて勉強したことはありません。名称については習っても目的や日本のODAによって発展途上国にもたらされたもの、発展途上国の人々がどう思っているのかなどを教えてくれることは絶対にありませんでした。外務省が授業で使えるようなパンフレット作成し、各学校に配ることなどして、興味をもってもらえるようにすることも大事だと考えます。国際協力が叫ばれる今だからこそ学校教育に取りいれていくべきだと考えます。

最後に、広報について私が上田さんに自分の意見を述べたとき、上田さんは「是非、その意見を外務省や文部科学省に投書してみて下さい。」とおしゃってくれました。投書することが自分にできることの一つとして実行したいと思っています。