飯田 彩乃
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外務省経済協力局、国別開発協力第二課で活動なさっている上田様をお迎えして行われた今回のDevelopmentライブ!を通して、私は素直に日本を誇りに思うとともに、日本という国がさらに好きになりました。もちろん、今まで日本が嫌いだったわけではありません。ただ、今回プレゼンテーション班の一員として、「政府開発援助:日本の場合」~DAC諸国と日本政府の方針の違い~というテーマでリサーチを行ってきた私にとって上田様からのお話は、「国際社会の中の日本」を見直させられるものだったからです。
そう感じた第一の理由には、私たちのリサーチ不足で、日本のODAの歴史をよく理解していなかったことにあります。日本がどれほど前から、ODAの技術面の向上に力をそそいできたか。非難の声も多いインフラ整備がその国の発展にどれだけ重要な役割を果たしていたかを私は把握しきれていませんでした。
プレゼン班が11人もいたのに、「リサーチ不足」という問題が発生してしまったのには、仕事の分担をうまくできなかったことにあると思います。つまり、全員で、テーマについて議論することには多く時間を費やしたものの、その時に問題になっていたことにばかりに目が言って周りが見えなくなってしまっていたことが考えられます。また、時間が押してくるに連れて、互いの作業の進行状況や、新たな情報などの共有ができていなかったといえます。最終的な一日の進行状況などはメールを使ってもっと共有すべきでした。先を読んで行動すること。心に余裕がなくなると、それを実行するのはさらに難しくなってしまいます。しかし、グループワークにおいてこの「情報の共有」をしないことが、後にどれだけ大変なことになってしまうかということを学びました。
私が日本を誇りに思い、さらに好きになった第二の理由として、戦後復興を果たした日本は世界から「アジアのリーダーとして期待されている」ことを改めて知ったことにあります。大綱にも掲げられている「日本の責任」という私の中で曖昧だった言葉も理解することができました。上田様のお話を聞いて、外交といえども、そこには人間の信頼関係が存在しており、それがあるからこそ、相互依存が成り立っていることに気がつきました。遠い存在だった外務省で行われている外交というものも、実はその基本には私の知っている社会でも基本になっている人と人との関係があることを知りました。信頼関係を築くことは簡単なことではありません。言うまでもありませんが一方通行では存在しえないことなのです。日本はそれを他国と築いているのです。ODAへの予算に関するニュースを見ていたときに「国内の財政も安定していないのに、海外に支援している余裕ではない」と言った父の言葉を聞くまで、支援することがいいとばかり考えていた私はこの時から、国民の税金をも資金源としているODAに多少の疑問を感じるようになっていました。だからこそ、今回、ODAに関するリサーチを行ったり、上田様のお話を聞いて日本を誇りに思うとともに、さらに好きになったのです。それと同時に今後、その信頼関係が中国や北朝鮮とも結ばれるためには、互いの国がどのような態度を示していくべきなのかという疑問が残りました。
今回のDevelopment ライブ!では、プレゼン班を務めさせていただいたことで、ここには書きつくせないほど多くのことを学びました。関わってきて下さったすべての人に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。