坂本陽亮 | リフレクションペーパー

坂本陽亮

05W2111002E 坂本陽亮 

 今回のプレゼンテーションを通して、これまではテレビや新聞からしか得ることができないような、私自身とすごく距離があるように感じられていた問題を、生で体験できた。この体験は私にとって、すごく貴重な体験であり、この体験を通じて、新しいものの見方、感じ方というのを得られた気がする。

私たちは普段の生活の中で、このODAの問題だけでなく、あらゆるニュースをメディアによってセンセーショナルにされたものを享受しているのだということに、実際にその現場で働いている人の声を聞くことによって理解することができた。私がなぜこのように思ったかというと、上田さんがおっしゃったように100のことをやってそこから70できれば上出来であるのに、メディアはそのできなかった残りの30のほうへ目を向けて、そこを重点的に取り上げるというのを聞いたときに、確かにメディアは失敗例を多く取り上げる傾向が強いように感じられたからだ。メディアはその事件をなるべく人々にインパクトを持たせるために、このように報道してしまうために、そのような事態に陥ってしまうのだなと思った。

また、日本がODAの国民総所得比を国連が基準としている0.7%に向けて努力をしていること、それに対して小泉首相も明言しているが、国内の人々の理解を得られていないために、その目標の数値まで達することができていないということを聞き、普段メディアがどのようにODAを評価し、そして報道していたか、ということを考えさせられた。

そして、日本が他のアジアと連携をとっていく際のリーダーシップを任されているということも、公式にはいわれていないものの、そのような立場にあるというのは、私には意外に感じられた。それは、私が日本国内の経済が不況だと言われている言葉をよく耳にしていたために、日本は貧しい国なのだと心の中で、思い込んでいたからなのだと思う。しかし、世界的に見て、日本のGNPが高いということなど、明白なことであったのに、それに気づかなかったということは、私に、私自身の鈍さと視野の狭さを実感させた。それほどまでに日本が期待されているために、日本は国際社会の中で求められるものがすごく大きくなっている。そして、その期待にこたえていくことが日本自体の福利厚生に役立っていくという相互依存状況にあるということを、ほとんどの日本国民が理解していない状況にあるのは、確かに、今後のODAにかかわってくることだから、私自身も今できることとして、この事実を親に伝えてみることにする。

もう1つ、私が学んだことは、プレゼンテーション班の質問の4番目の中国へのODAを続けるべきかどうかという質問に対して、私の仲間達が述べた意見に対してのことだ。私自身は今後続けるべきではないと考えていたが、今後も続けるべきだと考えている仲間の存在、そして彼らの意見を聞き、人にはいろいろな価値観があるということを実感させられた。今後まずは自分たちが話し合うという機会を自分から積極的に作り、お互いがどのようなことを考えているのかということを話し合いたい。