落合 光一
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とても楽しかった。幼稚で内容のない感想だと指摘を受けるでしょう。でも最初に思い浮かんだ言葉がそうなのだから仕方がない。これからなぜ楽しかったと思うのか検証していきます。
時は遡り、第一週目。私はリサーチを進めていました。すると、日本のODAの悪い評判ばかり見つかりました。インターネットや本などすべての情報源で、日本は過去に商業主義で自国の利益のためにODAをばら撒いてきたという内容が書かれていました。一方、外務省のホームページを見ると全く逆な内容が載っていました。これは実務者を叩くしかないと思い、質問は攻撃的なものばかり考えました。模造紙プレゼンでも“Aid For Whom?”など批判的な視点から主張しました。プレゼン班も同じ趣旨でプレゼンするだろうと思っていたので当日がとても楽しみでした。
いよいよ当日。スーツを着こなし不安と緊張でいっぱいのプレゼン班のみんなはとても大人に見えました。彼らの姿を見て私はとても興奮していました。しかし、資料を受け取り、違和感を覚えました。後に上田様が指摘されたようにODA額の向上とODAの効率性向上が食い違っているとは思わなかったのです。私は次回プレゼン班なのでプレゼンの進め方、行動、姿勢を学ぼうと注意していたのです。そして、彼らのプレゼンが無事に終わり、上田さんの話に入りました。
上田さんの全ての言葉を書き記したいところですが、限りある空間を有効に使いたいと思います。「100やって100の成果を出すことは無理だ、でも、100やって70でもいいじゃないか」また、「100やって100出なかったことに目が行きがちだ。たとえ1だとしてもその成果を認めよう。」という内容の話が一番印象に残っています。そして共感しました。今までの自分は粗探しばかりして成果を認めようとしていませんでした。試行錯誤を繰り返し貧困削減のために悪戦苦闘している上田さん達の姿が目に浮かんできました。そして上田さんも学生時代には自分たちと似た志を持っていたことも知りました。また同時に、メディアの恐ろしさも知りました。民間モニター事業の存在を知っていましたが、体験者の言葉を信じられなくなっていたのです。プレゼン班を含め、私たちの多くは溢れている情報を鵜呑みにしています(した)。単に数字から読み取るのではなく、単に言葉を拾うのではなく、その情報は幾重にも加工されている、その情報の背景を見なければならないと痛感しました。今回実務者である上田さんにお会いしていなければ私の考えは歪んだままでした。貴重な体験を通して、さざ波を起こしていただき、素直な気持ちも取り戻せた気がします。
モモが懇親会で使ったさざ波という表現、実は“This is who I am. This is what I believe in…”で私も使っていたのです。モモが口にしたとき、すごく感動しました。また、モモからも十二分にさざ波を受けています。さざ波を起こす人間になりたいです。