田内未紗
05W1406004E 田内未紗
今回、直接外務省の上田様にお話を聞くことが出来て、想像していた外務省の取り組みとはまったく違った面を見ることが出来た気がする。上田様もおっしゃっていたが、上田様が外務省に入られた時に、頭でっかちな外務省とNGOを結んで新しいものを作るのだと思い入省されたとおっしゃってらっしゃった。しかし、実際に政府だってただ単に頭でっかちな考えではなくて、民間のNGOがすべて正しいのではなくて、外務省も政府の組織として最大限の努力をしている事が伺えた。私は貧困諸国への援助が進まない、ODAの額が少ない理由として、ただ経済協力として日本の利益だけを求めているようにしかしていないと受けとめており、その解決法としてNGOとの協力が一番良いのではと単純に考えていた。私の中のイメージでNGOは今の政府が出来ていないことを完璧に実行することが出来ると、政府とは対照的な存在で捉えていた。しかし、そんな単純な問題ではない事に話を聞いて初めて気づき、自分がリサーチをした際にあまりにも自分の頭の中で決め付けて調べて論理付けていたことに気づいた。すべてのものに対して、はっきりと白黒を付けられるものではないはずなのに…。ここであらためて、物事の関連性の理解の重要性を感じた。そして、政府が駄目だから、NGOではなくて、お互いが全力でやっているし、完璧な機関が必要なのではなくて、足りない物を補うという形で、お互いの対話・意見交換が必要なのだと、上田様もおっしゃっていた。それを聞いて、連携の大切さを改めて感じた。
そして今、ODAの予算の額が低迷する中で、立案段階からしっかりとしたものを作りだし、きちんと海外支援をすることで相手国からの信頼を得ることを重視されている。相手のニーズ、日本、世界銀行などとよく議論してきちんとした海外支援を行うことが大事である。そして、周りの国から信頼・尊敬される国になることで日本国民からのODAに対する信頼も、得られるだろう。実際に私は今回のリサーチで調べるまでODAはいったいどんなことにお金を費やしているのか、はっきり知らなかった。国内での理解を得ることで、予算の向上にもつながり、より多くの支援にもつながるだろう。そして、根本の経済協力で日本の利益にもつながるため、国民の関心、理解はとても大きな問題なのだと感じた。私は先日行われたグローバル・フェスタに行ったのだが、そこではさまざまな工夫によって、ODAやMDGsをもっと身近に感じてもらおうと駆使されていた。そこで実際に話を聞いて、そして今回の上田様の話を聞くことが出来て、いかに生の声を聞くことが刺激的であるかを感じることが出来た。
そして、来て頂いた上田様はとても知識が深くすてきな女性の方で、私達に分かりやすいように優しく落ち着いて話してくださり、私達の質問もひとつひとつしっかり聞いてくださり、きちんと応えてくださった事がとても嬉しく、上田様の温かさを感じた。