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カサンドラになってから回復するまで

キレイごとじゃない体験談を綴ってますので

色々あっても笑えること、

前を向いてることが伝わると嬉しいです

 

 

2015-10-09

 

前回の続き。

 

 

 

解雇の話を聞いたとき、私は、

 

これは普通の解雇じゃ済まない。懲戒解雇だ。

 

と、思いました。


 

懲戒解雇ということは、退職金はでないだろう。

次の就職も難しいかも。


 

頭の中が真っ白です。


 

住宅ローンどうしよう。

1号、2号、3号をどうやって育てよう。


 

でも、ですね。

 

実際どうなったかというと。
 

迷惑をかけたはずの会社側は、

必死で私達を守ってくれました。

 

夫のしたことは決して許されることではなく、

解雇という現実は変わらないのですが、

 

それでも、

 

今の生活が崩れないよう、同じ仕事ができるよう、

上司達がアレコレ思案して、取り繕ってくれたのです。



 

こんなに迷惑かけたのに。

 

夫は会社を裏切ったのに。

 




 

ある日、上司が家まで説明にきてくれました。

 

そして、こんなことをおっしゃいました。


 

「夫の話は海外の本社に伝わってしまった。これではもう守りきれない。

でも、日本の社長としては夫を必要としている。自分もそうだ。

本社の指示に従い、一旦解雇することにはなってしまうが、

今後は個人事業主として、うちの会社と業務委託する形で今の仕事を続けてもらえないか。

そして、ほとぼりが冷めたらまた、正社員として戻ってきてもらいたい」

 

と。


 

断る理由なんてありません。


 

私はひたすら頭を下げ、

有難うございます!と、必死にお礼を言いました。

 

そして、上司はこう続けます。


 

「こちらこそ奥様には申し訳なかった。ご主人のことを任されておきながら今回のことが起きた。

上司として私の力が及ばなかった」

 

と。



 

とんでもない!


 

安堵と感謝と申し訳なさ。

 

思わず、涙が出てきたけれど、

ここで泣いたらまた上司に背負わせちゃう。

 

必死で涙を抑え込み、

 

私も妻として夫を支える。これ以上迷惑かけないよう頑張ります。

 

と、伝えました。伝えるしかありませんでした。


 

夫はずっと俯いて、

私と上司のやりとりを、黙って聞いてるだけでした。

 

 

 

◇エックスはこちら⇒まる@元カサンドラブロガー

 

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