2015.05.16
前回の続き。
私が家に戻ると、夫はベッドの上に寝転び、スマホを眺めてました。
妻が不自然に家を出たことは、気にも留めてない様子。
まぁ、そんなんどうでもいいんだけれど。
とりあえず、今の私としては。
貴重な診察を無駄にしたくないだけ。
何故ならこのままだと私の頭がおかしくなりそうだから。
どうにかこの人に、今の状況を医師に伝えさせたい。
だって、次の予約はいつになるかわからないもの。
平気で約束をすっぽかす夫が、ちゃんと通えるかもわからない。
夫は、毎日不安定で、日によって…いや、時間によって刻々と状態が変わる。
穏やかだと思えば、急に鬱々としたり、イライラしたり。
嫌なんだって。
こんな日が繰り返されることが怖い。
薬が増えて薬物依存に陥るのが怖い。
さて、どうしよう。
悩んだ私は、夫と話し合うことにしました。
「ちょっと話が」と切り出すと、夫はすぐにスマホを置きました。
ここは彼のいいところだと思う。
夫は、あんなんだし、こんなんだし。
私の悩みには全く気づかないけれど、
でも、
話をすれば聞いてくれる。
話をして思いが伝わることは稀だけど、
でも、
理解しようとはしてくれる。
で、
話し合いをした結果。
「まるの不安はわかるけど、先生に伝えられるかは自信がない」とのことで
【私の悩み事を紙に書いて、それを夫が先生に見せる】
という方法をとることにしました。
紙には、
・ 薬が増えている。処方された量だと足りない様子。このままだと薬物依存になりそうで心配。
・ 認知行動療法を数日でやめてしまった。どこか他人事で、自分に向き合えていないことが気になる
と書きました。
で、病院から帰ってきた夫にどうだったか聞いたんだけど。
先生は、「薬のことは問題ない」と言っていたそうな。
むしろ、「そこまでしてギャンブルの衝動を抑えられてるならそれはすごいことだ」と(マジか!)
先生、褒め上手っす…。
私、真似できないっす…。
そして診察は、
「そういうことよりも、イライラをどうしていくかを考えましょう」という流れになったそうです。
「そういうことよりも」ってなんだよ、ふざけんなよ、と思ったけど、間に夫を通してるから先生の真意はわからないし、こういう言い方で妻に伝える夫についてはそもそも「そういう人」だからスルーしました。
先生にイライラの原因を聞かれて夫は、
・ 仕事をしたいのにできないストレスがある
・ 夫婦仲のストレスがある
と答えたのだそう。
夫婦仲のストレスとは、私に「普通は」とか「定型は」とか言われること。
特に仕事について言われるとイライラすると。
なるほど。
ここは、私が悪いと思う。
依存症や発達障害をもつ家族と接するには、一般的な思考は当てはまらない。
だから勉強してるんだけど、それを活かそうと思うとつい「普通はこうだけどあなたはこうだから」とか「定型だからこう思うけど、あなたはこうなんだよね?」とか言ってしまう。
でも、ストレスか。
そうか、そりゃそうだよな。
ここは謝りました。
仕事のストレスについては、仕事量の調整が肝となっているので、自分の意思を伝えていく練習をしたそうです。
先生に仕事を引き受けるのは何故?と聞かれ、
・頼られたいから
・他の人より優位に立ちたい
・断る時に相手の反応が気になる
など答えていったのだと。
結局、1時間半ほどカウンセリングしてもらったようです。
良かった。
当初薬を貰ってサッサと帰る予定だったけど、
今回の診察は活かせたんじゃないかと思います。
私はちょっと焦りすぎかな。
依存症患者が家族にいると怖いんですよ。
いつ生活の基盤を壊されてもおかしくない から。
爆弾抱えて生活するようなもんだから。
子どもを守りたい。早く何とかしたい。
そんな気持ちに囚われ、夫の努力が見えなくなる。
自分のスピードに合わないと、駄目なヤツだと思ってしまう。
でも、焦りは視野を狭くする。
彼なりの頑張りは見てあげないと。
自分の基準に囚われず、大きな視野を持てる人になりたいです。
◇エックス毎日呟き中⇒まる@元カサンドラブロガー


