前回書いたように、昨日は2号と3号の最後の部活だったんだけど。
実は、2号は部活の中で一番弱い子でした。
練習についていくのがやっと。
家でも練習してたけど、それでもなかなか上達できなくて。
最後の引退試合も、彼だけ出れなかったんです。
代わりに2年生のうまい子が出たから、3年生で応援に回ったのは2号1人だけ。
後輩の中にポツンと残された形だったけど、彼は最後まで全力で応援してました。
周りのみんなは優しかったです。
誰も2号を責めなかったしミスしても根気強く教えてくれた。
でも2号にとっては、その優しさが逆につらかったみたい。
そして、ある日、こんなことがありました。
顧問の先生が、部員全員の名前を呼ぶ場面で、2号だけ飛ばしたんですよ。
弱い奴はいらねえって感じのスポ根先生だったから(わざと!?)と思ったけど、さすがにそれは無い…と…思う、思いたい、思わなければならない。
でもあの時、その話を聞いて本当に胸が痛んだし、私は思わず言ってしまった。
「もうやめれば?」
「ここまで十分頑張ったよ。やめてもいいと思う」と。
でもその話を一緒に聞いていた1号がこう言ったんです。
「母さん、俺はそう思わない」
「ここでやめたら、コイツのためにならないじゃん。」
「休みながらでも続けたらいいよ」
う…ん
わかるけど…
正直、私は納得できませんでした。
だって2号にはおそらく、発達性運動協調症(DCD)の傾向があるから。
感覚過敏もあり、人より多くの刺激も受けてるから。
そして私は、
そういう特性を理解できなかったことで、1号を追い詰めた経験もあるから。
だから
「もう無理はさせたくない。」
その気持ちが強かったんです。
でも、その1号本人が、弟を見て
「続けた方がいい」
と言うんだもんね。
私は迷いながらも、部活へ送り出していました。
そしたら。
2号はやり切った。
私は何度か「休めば?」と声かけてたんだけど、彼は休むことを選ばず、最後までやり切りました。
プレーで活躍できないことが逆に原動力になり
別の分野で選抜メンバーになったし、学力も上げていきました。
2号は、自分の居場所をちゃんと見つける力を持っていた、ということです。
私は信じ切れなかったけど。
2号自身が成長した姿を見せることで私に教えてくれました。
発達障害の子育てって、本当に難しいと思う。
兄を無理させてしまったからこそ、弟たちには無理をさせないように…
そう思ってきたけど。
でも、その「守ろう」という気持ちが、時には成長の機会を奪うことにもなってしまう。
特性への配慮は必要だけど、「特性があるから無理」と決めつけはよくないし
自分では体感できない感覚を、情報を集めながら想像して、考え続ける。
発達障害の子育てって、そのバランスを探し続ける毎日なんだなと感じた出来事でした。
◇エックス毎日呟き中⇒まる@元カサンドラブロガー


