この記事に書きましたが。

 

夜「おやすみ」と寝室に向かう夫が、パジャマじゃなくポロシャツ着てたんで「あれ?今日それで寝るの?」と聞いたら「うん、負けたからね」と返ってきた謎現象。

 

 

私、

 

『本人が気持ちよく寝れるなら何でもいいからね』

 

とか書いときながら結局、翌日に

「あの時さ~何であんなさ~」って聞いたんですけど(笑)

 

 

謎が解けました!!

 

本人が教えてくれました。

 

そしてその内容が、なかなかに我が家らしいやり取りだったので記録しておきます。

 

 

あの時夫が言いたかったのは

 

「バスケの試合見てたけど応援してたチームが負けたからもう寝るね」

 

 だったらしいです。

 

 

私はポロシャツ着てたから「その格好で寝るの?」ってことを聞いたんだけど

夫は「そのタイミングで寝るの?」と思ったんだって。

 

なるほどね。

 

そう思って、もう一度やり取りを掘り起こすと、

 

通るんです。

 

 

一応、

 

日本語のやり取りとしては成立してる

 

でも、

 

夫婦のやり取りとしては成立しなかった

 

ってことになりますね。

 

だって私の頭にハテナがいっぱい浮かんでたから。

 

 

 

そして、こうなった理由は

 

夫に他者の視点が無かったから だと思います

 

 

だって私知らないですからね

彼が試合を見てたこと

 

夫はテレビではなくスマホで試合を見てました

イヤホンつけていたから、音も出てない状態

 

なので私には夫がバスケの試合を見てることはわからない

 

なのに、彼は私が試合を見ていたことを知ってる前提で話をしてるんです

 

前提というか、そもそもそういうことを意識してもいないと思うけど…

 

 

私はこのやり取りであるものを思い出しました

 

サリーとアンの課題です。

 

(数年前にサリーとアンの課題をやってみた記事を書いたので貼っときます↓)

 

 

 

この課題は、他者の立場で物事を考えられるか?という社会的な認知能力を測る心理検査なんですが、ASD者はこの課題が苦手とされているんですよね。

 

まさにこういうことだなって思いました。

 

リアルなサリーとアンの課題だなって。

 

 

我が家はこういうやり取りが日常茶飯事です。

 

なので会話がなかなか通らない。

 

今回は私が確認したことで謎が解けましたけど、聞いても結局わからない!ってこともよくあります。

 

 

なので余力が無い時はそのままにしてる。

 

余力がある時だけこうやって確認したりしています。

 

確認すると夫は嫌がらずに答えてくれるんで、そこは有難いです。

 

 

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