タイトルのセリフ、滅茶苦茶言われるんですけど。
今日はその答えを書こうと思います。
私は夫の発達障害に結婚して15年後に気づきました。
逆に言うと、15年間も気づきませんでした。
そんなことってあるのでしょうか。
あるんですよ。
理由はいくつかあるんだけど、大きく影響してるのが
そもそも発達障害の情報が出回ってなかった
ということ。
気づくわけないんです。
だって発達障害というワードを知らないんだから。
思うんだけど、今カサンドラで苦しんでる世代って、殆どの方は結婚時に相手に発達障害があるとわからなかったことが苦しみの理由としてあると思う。
年齢で言うと4~50代。
お子さんが、中学・高校・大学生くらいの方に多いと思う。
この世代は知らずに結婚した人が沢山います。
結婚後に小さな違和感にアレ?と思い、
始めは大したことないと流せるんだけど、
それが重なるにつれ、え?また?となり、
流せるレベルじゃなくなってくる
なんとかしようと話し合ってみるんだけど会話が上手くいかなくて
時間をかけて折り合いをつけ、もう大丈夫と思ってもそうではないこと重なって
そんな繰り返しを「発達障害」という概念を知らないまま送ってきた人が多いと思う
そりゃ疲れるし、大変ですよ
カサンドラになりますって
今は大分そういう流れをメディアが取り上げるようになり、
あぁ、そういうことか
発達障害ってものがあるんだね
自分はカサンドラだったんだ
と、理解もしやすくなってきたと思います
「理解しやすい」というだけで、簡単に困り感が無くなるかと言えばそうではないと思う。
けど、昔に比べたら情報が沢山あるので私は正直羨ましいです。
で。
ふと思う。
これからどうなるんだろう??と。
今、発達障害というものがメジャーになって、療育を受ける子も増えてきて。
この先、どうなるんでしょうね?
私は変わらなければいけないと思う。
私が経験してきた流れはおかしい。
本来、悩まなくていいところで悩んできたし
苦しまなくていいところで苦しんできた。
あの繰り返しはとても勿体ないことです。
だから変わるといいと思う。
多分 コツ なんですよ。
自分と違う文化の人と一緒に生活するにはコツが要る
コツを知らないと、すれ違うし誤解が生まれる
でも、知ってれば(あ~こうすれば良かったんだ!)が出てきます。
それがコツと表現してるものです。
そのコツは各家庭によって違うのでまた難しいけど
大体共通するものもあるように思うから、そこが伝わっていけばいいと思う
まずは理解しようとする姿勢かと。
相手のことを。
お互いに。
書くのは簡単ですね。
とても難しいことなのもわかります、体験済みです。
なので個人へのサポートも必須と思う。
・当事者さん向けのSSTとか
・パートナーさん向けの自助会とか
・社会全体の意識改革とか
そんなものが後押ししてくれると更にいいなと思います。
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