よく
「結婚して夫が豹変しました」
って聞いたり見たりするんだけど。
いるんでしょうね、そういう人。
釣った魚に餌はやらない
ってことなのか?
いるんだろうなって思います。
でも、発達障害があるうちの夫の場合。
結婚後に確かに変わったんだけど、理由がちょっと違うんです。
表現するなら
「豹変した」じゃなくて
「表面化した」って感じ。
結婚したことで夫の発達障害の特性が表面化した
と、そう考えています。
何故表面化したのでしょうか。
色々理由はあるけれど、とりあえず2つ書きますね。
理由の1つに環境の変化があると思います。
環境が変わると誰だってストレスがかかりやすいと思いますが、
発達障害をもってるとそれが顕著にみられるようです。
結婚なんてものすごい変化ですからね。
独身の間は自分のペースで自分の好きな動きをできてたけれど、
結婚したらそうはいかなくなる。
帰宅が遅ければ「どうしたの?」
お金使えば「何故こんなに使ったの?」
夜更かしすれば「そろそろ寝ないと」
いや、妻は悪くないですよ。
でも一緒に生活をするってこういうこと。
可愛い彼女だったのが口うるさい妻に変わっていき、夫からしたらストレスとなるでしょう。
もう1つの理由に役割りが増えることもあると思う。
独身時代は仕事してればよかった。
仕事のことだけ考えてたら済んだ。
なのに、「夫」という役割りが加わった。
独身時代は帰ってすぐ寝れたのに、今では家事の分担がある。
休めば「私だって働いてるのに」と文句言われる。
えぇ、妻悪くないです(2回目)
これはものすごく自然な流れだと思うし、
多くの人はこの流れに順応して家族になっていくんだと思う。
でも、夫はできなかった。
いつまでも独身気分のままでした。
できないことの背景には、
・他者視点の薄さ(妻の立場で考えられない)
・想像力の弱さ(家庭を回すのに必要なことのイメージがつかない)
などがあると思います。
それが障害特性だと言われたらそうかもしれない。
仕方のないことかもしれません。
ただ、更に言うと。
ここに子が生まれると
「父親」という役目も増えますから。
完全なるキャパオーバー。
ですよね…悲しい…切ない…。
ストレスがあると特性って悪化するんですよ。
感覚過敏が強まり体に負荷がかかる
視野がどんどん狭くなり不注意でミス多発
やることなすこと上手くいかない
自分が何に困ってるかもわからないから助けを求めることもない
夫は常にイライラし、妻も夫のフォローでイライライライラ。
カサンドラが生まれ、家族が崩壊の危機にさらされることも多いと思います。
うちも子が生まれた直後は暗黒期でしたから。
まぁ酷かった。最悪だった(遠い目)
こんな(どんな?)感じで
結婚して夫が豹変した場合。
発達障害がある場合は、豹変と言うより表面化と捉えた方がいいのでは?と、私は思っています。
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