読んでいただき有難うございます。
このブログは過去に書いた日記と、現在の日記が混在しています。
現在の話 → < リアル日記 >
過去の話 → < 過去日記 >
となっています。
【目次】
はじめての方は はじめましてをどうぞ
・発達障害についてはこちら
・凡子(ブログの筆者、脱カサンドラ)についてはこちら
・夫(アスペルガー&ADHD&ギャンブル依存)についてはこちら
・長男(アスペルガーグレー)についてはこちら
・次男三男(ADHDグレー)についてはこちら
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< リアル日記 >
そうだ、そうだ。思い出した。
前回の記事で、夫は季節に応じた服が選べないと書きましたが。
環境に応じた服も選べません。
TPOを考えられないんですね。
あれは今から20年前。
私との結婚を決め、私の父親に挨拶をした日のことです。
タイトルにも書いてありますが、夫。
めっちゃカジュアルなセーター 着てやってきました。
こんな感じの↑Vネック、無地グレー。
もう、本当にカジュアル。
なんなら、首元が洗ってヨレてるくらい。
ダボついてるから、だらしなく見えるし。
対して私の父親。
カッチリスーツ
私は夫と待ち合わせて彼の格好を見た瞬間、「やばい!」って思ったんですが、
スーツでないことをつっこんだのか、どうだったか…。
覚えてるのは、当の本人がそのことを、
なぁ~~んにも気にしてなかった ことです。
それに、「彼氏から話があるから会って欲しい」と父親に伝えてましたから、父はその気でいたと思うんですが、いざ、その場になっても、
なぁ~~んも言おうとしない んです。
緊張しているというより、どうしていいかわからない感じ。
しびれを切らした私の父から、
「で?結婚のことかな?」と、口火を切ってくれたのでした。
いやね、
結婚の挨拶って、スーツと決まってるわけじゃないじゃないですか。
それに、
父親主導だったけど、結婚の話はできたわけです。
けど。。。
申し訳ない気持ちになりましたね。
父に対して。
父は格好のことは何も言わなかったし、穏やかに話を進めてくれたんですが、
“お父さん、なんかごめんね” と。
そんな、複雑な気持ちになったことを思い出しました。
そして。
このことが原因ではないけれど、色んなことが積み重なって、私の両親は彼との結婚を反対したのでした。
その時の記事はこちらから。
小さな違和感なんですよ、初めは。
「もう何するの!酷い!!信じられない!!!」
ってほどではなく、
「なんか違う。なんか変。」
こんな感じ。
それが「塵も積もれば山となる」で、どんどん見逃せない苛立ちに変わってくる。
そしてカサンドラになっていく。
若かったあの頃の私は、いずれ来るであろう見逃せない苛立ちを予測することができなかった。
だから、私の両親は警告をしてくれたんですね。
あれから20年経って。
今の私があの頃の自分に会えたとしたら何て言うだろう。
「そんな奴やめておけ」
「頑張って支えてあげて」
「自分のことだけ考えてりゃいいんだよ」
うーーーん、よくわかんないけど。
「それなりに幸せになるよ」
かもしれません。