読んでいただき有難うございます。
このブログは過去に書いた日記と、現在の日記が混在しています。
現在の話 → < リアル日記 >
過去の話 → < 過去日記 >
となっています。
【目次】
はじめての方は はじめましてをどうぞ
・発達障害についてはこちら
・凡子(ブログの筆者、カサンドラ気味)についてはこちら
・夫(アスペルガー&ADHD&ギャンブル依存)についてはこちら
・長男(アスペルガーグレー)についてはこちら
・次男三男(ADHDグレー)についてはこちら
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< 過去日記 >
前回書いたように、1号へ話をしました。
お父さんの障がいのこと。
1号も2号も3号も、その傾向がありそうだということ。
今日はその時のことを記録したいと思います。
伝えたのは8月31日。
夏休み最後の日でした。
その日を選んだのは、
・ 宿題が全て終わって遊びに行く予定がなく、心にゆとりがあった
・ 夫が出張、2号3号が保育園でいなかった
・ 快晴だった
からです。
最後の天気。
私、雨の日はやめようと思ってたんですよ。
なんかイメージってあるじゃない?
快晴の。空がパーーーっとひらけてるような、そんな気持ちのいい日に言いたかった。
やっぱりね、慎重になりますよ。
発達障がいって、本来ならば「1号はハーフなんだよ」「1号は左利きなんだ」と同じレベルで伝えられることだと思うんだけど、実際にはそう簡単にできない。
偏見がありますからね。
「障害」という言葉を使ったときに、1号がなにを感じてどんなことをイメージするかが全くわからなかったので、伝える環境には気を遣いました。
彼の自尊心を削ぐようなことはしたくないですから。
「障害ってことは治らないんだ。じゃあ僕は一生できないことがあるんだ。皆と違うんだ」
こんな風に思われちゃったら困ります。
一家の大黒柱である父親に障がいがあることを知り、
「じゃあ僕の家は壊れるかもしれないんだ」
こんな風に不安になるのも避けたい。
アレコレ考えて、とりあえずこんな告知グッズを用意してみました。
*画像見にくくてすみませんっ 次の記事に詳細書いてあります
あぁ、我ながら慎重だと思う。
どんだけビビってるんでしょ(笑)
視覚にも訴えられるように画用紙を使い、カテゴリ別に色分け。
画用紙は明るい色を選んで、飽きないように小出しにして見せました。
一番重要なのは、発達障がいだと言われている有名人の名前が書かれている画用紙です。
単なるうわさの人もいそうですが、いいの。
このメンバーに、1号が好きな、アインシュタインやエジソン、織田信長が入っていることが何より重要なのだから。
で、「長くなるよー 1時間コースだよー?」って、話し始めたんだけど、
1号は最後まで、ずーーーっと真剣に聞いていました。
父親のことを話したとき、1号の反応は、「やべーじゃん!」でした。
でも、(なるほど、だからかー)という思いの方が大きいようでした。
そして、「別に今の生活が変わるわけじゃないんでしょ?工夫すればいいんだよね」
と、彼なりに納得をし、受け入れたようです。
もしかしたら参考になるかも、と渡したアスペルガーに関する本は、手にとってすぐに読み始めてました。
読みながら「俺すっごい当てはまってる!」と言っていました。
彼曰く、アスペルガーの特徴に、8割以上は当てはまるのだそう。
結局、1時間以上は話したのかなぁ。
最後には、
「父ちゃんADHDとアスペルガーで、かーちゃん病気(私は難病患者)で、俺アスペルガーかもで2号3号ADHDかも、だったらよりどりみどりだねー」
っと、笑ってました。
「そうだねー」って、私も笑いました。
そうだよ、1号。
うちは、よりどりみどりだね。
みんなちがってみんないい
みんなちがうから大変なこともあるけれど、工夫をすれば大丈夫。
今日、1号は知ることができたのだから、あとはそれを生かそうね。
家族を知って、一緒に協力していこう。
一緒に楽しんでいこうね。
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