常に「の=of」ではありません:英語ライティング力アップのコツ | カナダ・トロントの少人数語学学校DEVELOPからの英語Tips

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こんにちは!DEVELOPのAyaです。

今年のCanada Day (7月1日)は大きなお祝いでしたカナダ

建国150周年なのです。

たった150年・・・!と、私結構驚愕していました。かつてカナダ・アメリカ・イギリス・(フランス)は同じ国でしたので、それぞれの国から独立したのが150年前の7月1日だったわけですね。

 

といっても、じつは先住民の方が何万年も前からアメリカ大陸には暮らしていたわけで、その人たちにとっては「自分たちの土地が取られてから150年」という意味合いなります。同じ歴史でも、視点を変えればこんなにも様相が変わってきます。

 

 

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さて、今日はofの話。

「日本語の”の”はofにしておけばいいんじゃないですか?」という質問をされる方がいるのですが、答えはNO!


 

たとえばこんな問題。

みなさん、(  )の中に正しい前置詞、入れることできますか?

(答えはハイライトしてみてくださいね)

 

本の表紙 the cover ( of ) the book

哲学の本 the book ( on ) philosophy

経済学の講義 lecture ( on ) economics

王様の跡継ぎ successor ( to ) the king

マーケティングの費用 expenses ( for ) marketing

世界観の違い differences ( in ) worldview

午後3時の会議 meeting ( at ) 3:00PM

定期購読の割引 discount ( on ) subscriptions

 

 

 

残念ながら、前置詞の意味を知っているからといって前置詞をマスターできるわけではないのですガーン

前置詞は単語を覚えるときのように、「動詞+前置詞」や「名詞+前置詞」とセットで覚えちゃってくださいね。

 

 

 

さらに、「’s」(アポストロフィー+S)をつけるのも「の」という意味にもなりますが、基本的には人・集団・動物のあとのみ。無生物のものには原則つけません。

 

その女の子の名前

○the girl's name

×the girl name

○the name of the girl

 

政府の統計

○the government's statistics(政府を人として認識)

○the government statistics(政府を組織として認識)

○the statistics of the government

 

店の名前

×the shop's name

○the shop name

○the name of the shop

 

 

 

 

では最後に、チャレンジ!

 

「当社の広報委員会のメンバー」を英語で言うと?

a member of the public affairs comittee of our company

 

・・・悪くはないですが、ofがたくさんついているし、a/the/ourが混在していてだいぶ回りくどい言い方ですね。

 

a public affairs committe member of our company

 

・・・だいぶスッキリしてきました。ofが一つ、aとourという限定詞も2つに絞れてきました。

 

our company affairs committe member

 

・・・ofは一切使わず、名詞を並べるだけで、ずいぶんと読みやすくなりましたね。

 

 

このように、極力短い文章で同じ内容の英語を書けると、ぐんと文章の大人度がアップしますよキラキラ

 

 

 

 

 

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