
ある生徒様の授業で、"How long have you been studying English for?"と尋ねられ、すっかり考え込んでしまいました。意識的に英語を勉強しはじめたのは中学の頃からですが、大学を卒業してからは英語の勉強は "on and off" (やったりやらなかったり)です。でも結局、英語を教える立場になり、毎日勉強になるなぁと思うことがたくさんあります。
今日は、英語講師として私が英語の習得にすごく大切だなぁということを、シェアしようと思います

1.繰り返す&継続する。
スポーツや楽器の練習をするとき。料理をするとき。
上達するには、繰り返し練習し、それを継続していくことが必要ですよね。
英語も同じです。
繰り返し単語を覚える。教えてもらったことを見直す。繰り返し音読・リピート・シャドーイングをする。新しく覚えたフレーズを使ってみる。1ヶ月前に使った教材を見返してみる。
もちろん、ただ繰り返すだけでは上達しませんよね。スポーツ選手がコーチの元、効率よい練習を継続することと同じく、英語も良いコーチの元、言語習得をしていくことが重要です

2.なんとなーくではなく、疑問を持つ。
「ふーん。そうなんやぁ。」「あぁーなるほどねー。」「こうやってこのフレーズ使うんやぁ。」
勉強しているとき、ここで終わっていませんか?
「この単語、名詞になったらどんな風に言うんかな?」
「ここってなんで省略できるんやろ?」
「ほかにどんな文脈で使えるんかなぁ?」
上に書いた文章はあくまでも一例ですが、ポイントは、主体的に勉強すること。
インプットはとても重要です。
せっかくインプットするんだったら、(少し面倒かもしれないけれど)もう少し深く追求して、教養を深めましょう。一見回り道に思えるこの作業が、実は近道だったりします。
たとえば、皆さんの単語帳、どんなノートになっていますか?
知らない単語と意味のリストアップだけでは、その単語の意味を覚えたとしても、使えるようにはなっていません。
単語・品詞・意味・同義語・反対語・派生語を調べる他、
自分なりに例文を作り、単語の使い方まで覚えてしまいましょう。
3.極力英語に「意識的に」触れる機会を作る。
驚かれる方もいるかもしれませんが、
たとえカナダに30年住んでいたとしても、
意識的に英語に勉強したり使う機会がないと、英語を使えるようにはなりません。
英語圏に住む年数は、その人の英語力と比例しません。
では、どのように生活の中に取り入れていくか?
たとえば・・・

英語のブログを読む。
ケータイの言語設定を英語に変えてみる。
英語の本を読む。日英対訳の本を読む。
音読教材を使って読み込む。

podcastなどを使って、英語でニュースを聞く。
英語のドラマを見る。
音読教材を使って音声を流す。
TEDなどを聞く。
YoutubeやVimeoなどを見る。(字幕ありでOK)

英語で3行日記を書いてみる(英語の日記の書き方の本も巷にはたくさんあります)。
英語でスケジュールや手帳を書く。

音読教材を使って、リピート・スピーキングをする。
独り言を英語にしてみる。
きっと他にも色んな方法があると思いますが、私が実践してきたものを挙げてみました。
結局、英語という言語に興味を持ち、気長にあまり無理しすぎず取り組むことが継続できるポイントかなぁと思います。
自分で英語を身に付けることも不可能ではありませんが、
一番効率よく英語力を伸ばしたければ、クオリティーの高いコーチがいると、とても心強いと思いますよ

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