発音:さみしがり屋の子音 Linking | カナダ・トロントの少人数語学学校DEVELOPからの英語Tips

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こんにちは。
またまたErico です。

前回、発音のお話として
シラブルの話をしましたが、
今回はその続きです。
(前回の記事はこちら

ささっとおさらいをすると、
シラブルとは
1つの母音にくっついてくる子音とのコンビのことです。
例えば、ファーストフード店「McDonald」
全部でいくつシラブルがあると思いますか

ちなみにこちらを日本語で言うと
「マクドナルド」で6つになります。
しかし、英語では3つ。
おまけに最後のシラブルに至っては、「nald」と
3つの子音がいっぺんに1つの母音にくっついています

このように英語では、
単語の最後の音が母音に隣接していない子音ということも
よくあるのです

さて、この母音と離れてしまっている
語尾の音の子音。
実は、この子音たちは、とてもさみしがりや

なので、次の単語が母音で始まる単語であると
このさみしがりやの子音は、
どうしても母音とくっつきたがってしまいます。
まるで文字通りに、母親を求める子どものよう
ちなみに英語では子音は consonant、
  母音は vowel と言うので、母と子の発想は日本語のもののようです


例えば、見るという phrasal verb の「look at 」。
単語が2つあり、書くときには単語がそれぞれ離れているので
発音も、lʊk æt とバラバラに発音してしまいがち。

しかし、"k" という名の子音は実は、心の中では
さみしくて仕方がないのです

『æ と僕もくっつきたいよう

ということで、この子音は、
次の母音から始まる単語である「at」の音である
母音「æ」にくっついてしまいます
なので、ネイティブ達はそれを無意識に感じ取って
       lʊkæt
と一息に、まるで一つの単語のようかに発音してしまいます。
(発音記号についてはこちらを参照)

この仕組みが「Linking」というわけです

この「Linking」ができるようになると
発音がっ 
と自然に近づくようになります。

では、例文を使って、見てみましょう。

 I will get up at six o'clock tomorrow.

さて、どの音とどの音をつなげますか?

まず、それぞれの単語を発音記号に直すと・・・
       aɪ  wɪl  gɛt  ʌp  æt  sɪks  ɔklɔk təmɔroʊ.
発音記号で書いてしまうと、まるで宇宙人の言葉かのようですが・・・)

さて、ルールは語尾の子音と語頭の母音をくっつける
ですから、ペアになるのは・・・

   aɪ  wɪl  gɛp  æt  sɪkklɔk təmɔroʊ.

下線で引いた2か所ですね
普通の英語に戻して表現するとこんな感じになります。
   I will getup at sixoclock tomorrow.


わかりましたか??
この音の構造になれるまで、
初めのうちは、少し考える時間を要するかもしれませんが、
このことを念頭に置きながら、
リスニングをこなしていくと、
少しずつパターンが見えてきますよ

また、リスニングの際は、
「英単語は離れている」という視覚での情報を
是非とも、頭から拭い去って下さい。
そして、聞こえた音をなるべく疑わない事。
素直に聞こえたままを発音してみる。
これも大事なことです

今日から、是非とも、
この「Linking」に注意しながら
リスニングに努めてみてくださいね。
きっと、発音も上達しますよ

日本語では「ゲラップ」と聞こえる
あのジェームズ・ブラウンの名曲。
ゲラップの他に、どんな「Linking」が聞こえるでしょうか?
⇊また気になったら聴いてみてくださいね⇊
"Sex Machine" by James Brown



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