Kumikoです
翻訳家養成コースやIELTSコースを教えていてよく考えるのが、
日本人のライティングを、「日本人が書いたっぽい文章だなー」と思わせる要素は何だろう?
というテーマです。もちろん、それがわかればそこを改善すれば効率が良いからです。
今のところいくつか発見しておりその都度生徒様にお伝えしていますが、その一つが
動詞に意味をつめこみすぎる
っということであると考えています。
call - make a phone call
present - give a presentation
suggest - make a suggestion
plan - make a plan
discount - give a discount
walk - take a walk
これはほんの一例ですが、左側が、よく日本人が動詞として使う語です。しかし、実は右側のような表現をされることがかなり多いのです。
右側の表現を見て、何か気づくことはありませんか?
そうです、
・動詞がかなり軽い(make, give, take など単独でたくさんの意味をもたない)
・名詞が数えられる(加算名詞)
というのが大きなポイント!
利点は何といっても、形容詞がくっつけられるようになることです。
make a quick phone call
give a short presentation
make a helpful suggestion
make a practical plan
give a 10% discount
take a long walk
というような具合です。
動詞だけで表現してしまうとそれを修飾するには副詞を使わなければいけなくなりますが、副詞は形容詞ほどバリエーションが無いので大変です。少なくとも、私の見る限り、ネイティブの間では副詞よりも形容詞のほうが断然好まれて使われています。
自然な英文を書けるようになるのはいくつかのポイントを抑えることです!
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