久しぶりに音楽シリーズです。
以前の記事にも書きましたが、さいきんカナダ人アーティストが熱い!と思います。
こちらのJRDNもその一人。
ちょっと前までずっとラジオで流れていたこの曲。メロディが個性的で耳に残ります。
歌詞もポジティブな感じで良い!
(歌詞分析)

でも、ここで注目したいのは、メロディに乗せるため、have never のhave の部分がほとんど聞こえないか、省略されています。
文法的には正しくないのですが、歌ではよく起こります。
the sky (has) never been so blue 空がこんなに青かったことはない
the grass (has) never looked so green 草がこんなに緑に見えたことはない
cause I (have) never felt this feeling in my life こんな気持ちを持ったのは生まれて初めてだ
the airs (have) never been so clear 空気がこんなに澄んでいたことはない
といった具合です。

gotta というのはgot to の話し口調ですが、「~しなければいけない」という意味です。
このあとに「your love is like magic」というのが続くので、たぶんこの「it」は「your love」を指していると思われます。I just have to have your love! ということですね。

ain't というのも話し口調ですが、これはisn't ともdon't とも使えるので便利?!なのか、歌詞にはよく使われます。でも日本人の方が普通に話すときに使うのはお勧めしません。
しかも、これは「二重否定」なので厳密には文法的に間違いですが、歌、とくに黒人ミュージシャンやラップなどで使われます。とにかく、ものすごく否定したいようです(笑)
「僕たちを止めるものは何もない!」という感じでしょうか。
歌詞はRhyme(韻)をふんでいるのでラップのような流れがあり、歌えるとなかなか面白いです。みなさんもぜひ口ずさんでみてくださいね。
カナダのトロントにある少人数制語学学校
DEVELOP Language Institute