「小公女セーラ」はサラ? | カナダ・トロントの少人数語学学校DEVELOPからの英語Tips

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Kumikoです

以前にも、「自分の知っている単語でも聞き取れない」という内容の記事を書きましたが、

カナダで暮らして、英語を勉強していて、

この単語はこれだったのか!!

という発見がよくあったりします。

最近の発見は、「小公女セーラ」。これは昔日本でアニメが放映されていたため有名ですが、
もともとは英語圏での本をもとにしたお話。

主人公の名前は、

日本語:セーラ
英語:Sara


これを知ったとき、ちょっとした衝撃でした。
なぜかって・・・
Sara
って綴られたら、日本人としては

サラ

って読みたくなりませんか?

でも、ネイティブの発音を聞くと、確かに

サラ よりも セーラ

に近い!!

もっと正確に言うと、

せあら

という感じでしょうか。

(たぶん、Sara と英語で言いたいときにサラっていうより、セアラっと言うと通じやすいと思います)

こうなると疑問が生じてきます。昔の人は「Sara」と「セーラ」と認識していたのか?(「小公女」という本が日本語訳された時代という意味です)
一体、いつから、Sara=サラ という認識になったのでしょうか。
最初にそう言い出した人を恨みたい気分です・・・

ジョン万次郎についての記事を書いたことがありますが、昔は、「聞こえたまま」をそのままカタカナにしていたようなんですね。いつからか、スペルをもとにローマ字発音をするようになってしまった・・・
もし「聞こえたまま」で現在の英語教育が行われていたら、日本人の発音はもっとよくなっていたのでしょうか?疑問です。

他にもありましたらご報告しますね!
みなさんも、「カタカナ表記で思い込んでいる」単語に気をつけてください。正しい発音を知れば、リスニングも楽になりますよ!

カナダのトロントにある少人数制語学学校
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