Kumikoです
みなさんクリスマスはいかがお過ごしですか?私にとってはふつうの日と変わりなく、こうしてブログなど書いております。ちなみに、我が家ではクリスマスディナーとしてTurkey(七面鳥)ではなくロールキャベツを作ります。これは、夫の母国ルーマニアの習慣らしいです。
また、ルーマニア風ロールキャベツについても書きますね。
さて、先日、レッスンにて講師のNatalieが生徒様の間違いを指摘していました。そのひとつをご紹介します。
Almost people in Japan go grocery shopping before New Year's Day.
(ほとんどの日本人が元旦の前にスーパーへ買い物に行く)
この「almost people」という部分を「most people」もしくは「almost all the people」に変えなければいけません。
almost = ほとんど
most = ほとんど
というように日本語と対応させて覚えていたら、もちろんこの二つを混同してしまいます。(特にスピーキングのときは)
しかし、文法上での説明では、almostは副詞ですので形容詞か動詞、mostは形容詞ですので名詞を修飾します。ですので、almostから直接、名詞である「people」につなげられないわけです。
almostのもつ意味は、
She almost did it.
のように、本来なら100%であるべきところが90%くらいだった、というようなイメージです。
それにたいしてmost は円グラフのように、100%の総人口に対して90%は・・・というような言い方をすることができます。
この違い、わかりますでしょうか?
「almost people」というと、peopleになりかけ、要するに人間のなりそこない?みたいな意味になるわけです。
しかし、「そんなのわかってても、スピーキングのときには間違っちゃうんだよ!」という方もいらっしゃると思います。
そう、スピーキングのときには時間がないため、「えっと、almostは副詞だから・・・・」などと考えることはできません。
ではどうするかというと、自然に口から出るようにしなければいけません。
almost people と言ってしまいがちな方は、
most people in Japan ...から始まるような例文(↑上の例文を正しくしたものでもいいです)
をぶつぶつと声に出して唱えてみてください。
英語のスピーキングも(口の)筋トレが必要です。ふだん練習をしていないのに実際に会話するときにパッと出てくるというようなラッキーはまず起こりません。
日本語に訳して新しい単語を覚えることも時には必要だとは思うのですが、almostやmostみたいな頻出する小さい単語たちについては、イメージとかセットで覚えちゃうほうが使いやすいです。
今年もあと少し!来年も英語がんばりましょーね♪
カナダ・トロントにある少人数制語学学校
DEVELOP Language Institute