ものすごく久しぶりのKumikoです。
9月からとあるカレッジのContinuing Education(社会人向けのパートタイム)コースでとあるコースを受講しております。
クラスはだいたい30人弱、日本人は私だけであとはインターナショナルな顔ぶれです。でも大半はカナダ人(カナダで生まれ育った人)。
いや何がすごいって、カナダ人のレッスンの受講する姿勢です。先生が何かを聞いたら、必ず10人くらいが答えを叫びます。
いや、その内容が正解ではなくとも、とりあえず叫んでいます。
そして、先生が何かを聞く前から、とりあえず叫んでいます。
先生が「何か質問は?」という必要がないくらい、その場で質問もバンバン飛び交います。
質問に対して先生が答える→その生徒がさらに質問する→先生が答える→さらに質問
というサイクルがけっこう続くときもあり、このクラスは君のマンツーマンレッスンかっ!とつっこみたくなることも。
みんな必死、というか あんまりほかの人はお構いなし な感じです。
私は、純・日本人なので
①答えは自分の心の中で。(正解ならひっそりとガッツポーズ)
②質問は自分で解決を試みる。(今のところテキストの中に見つからないくらいの質問はありません)
だいぶカナダには慣れてきたつもりですが、さすがに質問を叫ぶだけの心臓は持ち合わせておりません。
まぁ文化の違いなんで、どちらが良いとも一概には言えないわけですが、度が過ぎてうるさいなんてことが無い限りは、このカナダ式は活気があって良いんじゃないでしょうか。
あともうひとつの特徴は、カナダ人は
「本質的なところを理解しようとすること」。
「なぜそうなるの?Why?」っていうところから理解しようとしている姿勢がうかがえます。
これも完全に文化の違いなんだと思いますが、日本人は(一般的に)暗記が得意と言われますが、何故?と考える姿勢はあまり重視されていない気がします。
最終的には、「何故そうなるのか?」を理解しているほうが、長く記憶に残ると思うんですけどね。
そんなこんなを観察して、なかなか面白いコースです。
トロントの少人数語学学校
DEVELOP Language Institute