Kumikoです

とりとめもないことを書いています。
「道」のつく競技や作法というのは、それそのものを極めるということはもちろん、自分の「生き方」みたいなものを極めるという意味もあるようで。
それを考えると、英語に「道」をつけたっていいんじゃない、という気もします。
語学習得にかかる時間というのはだいたい2000時間といわれているそうですが、
(そもそも「習得」とは何を指すのかという疑問もあります)
それを週1~2回につき1時間の学習、というふうに麺棒で伸ばしまくってしまうと、2000時間がたっても身につかないのは確実な気がします。
人間が生まれてから母国語を身につけるのに、1日24時間365日その言葉に触れているにもかかわらず5年程度かかることを考えると、第二言語を大人になってから身につけるのは、確実にその倍くらいはかかると考えられますよね。
そうすると、ワーホリ1年間で英語がしゃべれる、というレベルになるのはものすごく困難ということになります。そもそも、語学学習には必須とされる「量に触れる」ということが困難。1日3時間を365日続けてもやっと1095時間です。
それの倍、つまり1日6時間は英語に触れないといけない。しかも1日も休めません。
潤沢な資金を持ってきて、1日の大半を英語学習に使うことができる人はこれを達成できると思います。
でも、食い扶持を稼がないと!と1日の大半をアルバイトに費やすワーホリ生は・・・?
結局、「自分の目標をどこにもってくるか」ということになりますね。
上記の計算によると、普通につまりが少なく話せるという状態まで持っていくのも困難、ということになります。
まして、ネイティブなみに(←基準あいまい)「ぺらぺらに」(←さらに基準あいまい)話せるようになるなんて
夢のまた夢です。おそらく5000時間はかかります。実質、1年で5000時間もの勉強なんて普通の生活をしていたら無理です。
だから、「英語を話せるようになりたい」という目標だと、1年間では達成できず、挫折することになります。
できるだけはっきりとした目標をたてることです。
「なんとなく英語が話せるようになればいい」。そんな目標だと、なんとなくも英語が話せるようになりません。
日本で転職して、来る前よりも給料1.5%アップしたいのか?英語を使える仕事につきたいのか?英語を使うって、そもそも話し英語なのか、それともメールや文書翻訳がメインなのか?話す英語に重点をおいて、ネイティブ友達100人作りたいのか?かっこよく発音できるようになって尊敬されたいのか?
はては、「英語とどういうかかわり方をして、どういう人生を送りたいか?」
っていうことになってきます。
ある人は、「英語を武器にしてもっと安定した職について安定した人生をおくりたい」というでしょうし、
ある人は、「英語をつかって世界を旅したい。エキサイティングな人生をおくりたい」というでしょうし、
ある人は、「英語ができれば自宅で英語を教えられるから、家庭を中心にした人生がおくれる」というでしょう。
語学って、すごく奥が深いです。それは、ほかの「道」に通じるところがあります。
英語を学ぶことで、どこまでつきあう覚悟があるのか?どれくらい自分の人生と関わるのか?
っていうこと、ぜひ考えてほしいなと思います。
よくわからない!っていう方は、DEVELOPのカウンセラーまでお話にきてくださいね。
昨日の自分よりも一歩前進
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