輪島塗もある石川県は美術工芸関係ではトップだろう。日展の人口当たりの入選者数は20何年か1位だ。九谷焼、山中塗り、友禅染、金箔工芸、など加賀藩の時代に発展したものが多い。ところが、古いのは輪島塗だろう。輪島塗と言えば、箸や漆器だが我が家には輪島塗の「額・・絵」がある。これが何とも言えずキレイな絵だ。工芸賞を受賞していた人の作品だ。当時、輪島支店の取引先の紹介で購入した。まだ若い気鋭の作家であったが、病気になって制作できないという知らせを聞いた。輪島塗も能登の思い出である。