日銀が短観を発表した。
企業を、大企業・中堅企業・中小企業に分類し、業況判断指数(DI)を調査発表した。
それによると、大企業製造業はプラスになった。
ここだけ強調してみれば、景気は上向いているように見える。
細かな分類を見たわけではないが、中小企業は当然まだまだマイナスだろう。しかも中小企業といっても資本金2千万以上が対象でもっと小さい企業はいくらでも存在する。
また、規模だけではなく業種ごとに見た場合も偏りがあるだろう。
問題は地域別の分析も重要だ。
大都市のみ、大企業のみが上向いたからと言って景気が良くなったなどとは言ってほしくない。
アベノミクスがうまくいっていると感じているとしたら、大企業だけだろう。
安倍首相はこの半年の政策がうまくいったとさかんに協調しているが、それはごく一部の話だ。
私の住んでいる地域では、どんな調査も中小企業は以前より悪くなっている。
政治が恵まれたものだけ向いて、さらに恵まれるような政策では不満がつのる階層が増え自民党も終焉するだろう。
大胆な考えであるが、いずれかっての失敗した自民党にもどるであろうから、ここで発想を転換し大失敗した民主党にもう一度させるというのはどうだろうか。世の中の人は、あの民主党は二度と信じない、いずれ解党してなくなる運命だと考えている人がほとんどだろう。
大きな失敗をした民主党は、原点に戻れば、それが大きな反省となり奇跡の再生もありうるのではないだろうか。
私は現民主党はキライだが、こんな夢のようなことを考えている。