多分、全国にある”美化センター”
名前はそうだが、ごみ焼却場とかごみ埋め立て場、ごみ捨て場のことだ。
実家の見直しをしたところ、最終的に大量の粗大ごみを処分することになった。
1回目は「何でも屋さん」に持っていてもらった粗大ごみ。これは使おうと思えば使えるようなものが中心。
2回目は引越屋さんに持って行ってもらった。家具を入れ替えたりした古いもの。
3回目は電気屋さんに処分してもらったリサイクル電化製品。
そして、最期4回目は近くの山にある”美化センター”へ自分で持って行った。
都会だとそういう場所を確保するのも大変だろう。
田舎では近くの山で、焼却するものや埋め立てするもの、谷底に捨てるようなものなどゴミの種類によって、担当の人たちが手際よく分別し、流れ作業のように分類したゴミを処理していく。
私の実家のように、人口が少なくごみを捨てる場所も十分確保できるような地域は良いのだが、都会のように人口が比較にならないほど多く、捨てる場所も少ないような条件の所は大変だ。
その後どうなるのか気にもしないで大量に消費している人は多いだろう。
我々が消費しているもののゴミとなって処理されるまで、一度は皆が見学してはどうだろうか。
小中学の生徒の時でもいいし、もっと後でもいいし、とにかくそのような機会を作ることは有意義なのではないだろうか。
教科書から学べないようなことで、本来必要な、ぜひ体験しておきたいことはまだまだあるのでは。
官僚になるため、大企業に入るため、公務員になるため、に勉強しているのは人間性を磨くことにはなっていないような気がする。