左回り。




・コーナー4回。複合カーブ。コースを1周強まわる。
・スタンド前、平坦部分のスタート。最初のカーブまで約350m。
・1コーナー~向正面中ほどまで勾配1.9%くらいの緩やかな下り坂。
・向正面中ほど(ゴールまで残り1300m地点付近)で上り坂。
高低差は1.5mだけど、100mくらいで上るので急坂と言える。
・3コーナー手前から下り坂。
・4コーナー手前(最深地点)から緩やかな上り坂。
・最後の直線は525.9m。
・残り約460m地点から高低差2mの坂を160mかけて上る。
ゴールまでの残り300mは平坦。


全体を通して、緩やかな坂と急な坂が連続しているだけでなく、
最後の直線で坂を上った後も300mほど平坦部分を進むところがポイント。

開催されているレース数は、さほど多くはない。
ただし重賞はジャパンカップ(G1)、ダービー(G1)、オークス(G1)と、青葉賞(G2)が行われる。
また、メトロポリタンSがリステッド競走に指定されている。




▽ラップタイム


ジャパンカップ
G1 3歳上オープン 定量

2023年
2:21.8 良 18頭
12.7 - 11.3 - 11.5 - 11.0 - 11.1 - 11.5 - 12.0 - 12.1 - 12.1 - 12.4 - 12.4  - 11.7  (35.3-35.8 S)

1着2イクイノックス 58ルメール 3-3-3-3  33.5
2着1リバティアイランド 54川田 2:22.5 4身 4-4-4-4  33.9
3着17スターズオンアース 56ビュイック 2:22.6 1 4-4-4-4 34.0

2022年
2:23.7 良 18頭
12.8 - 11.2 - 12.3 - 12.5 - 12.3 - 12.2 - 12.4 - 12.1 - 11.7 - 11.4 - 11.3 - 11.5 (35.3-35.8 S)

1着6ヴェラアズール 57ムーア 11-9-10-10 33.7
2着15シャフリヤール 57デムーロ 2:23.8 3/4 12-14-14-12 33.7
3着3ヴェルトライゼンテ 57レーン クビ 5-5-5-4 34.0

2021年
2:24.7 良  18頭
12.7 - 11.5 - 12.8 - 12.6 - 12.6 - 12.3 - 11.6 - 11.6 - 11.7 - 11.6 - 11.5 - 12.2 (37.0-35.3 S)
1着2コントレイル 57福永  8-7-8-8  33.7
2着7オーソリティ 57Cルメール  5-4-5-2  34.4
3着4シャフリヤール 55川田 5-5-6-5  34.4

2020年
2:23.0 良 15頭
12.7 - 10.8 - 11.8 - 11.3 - 11.3 - 11.5 - 11.8 - 11.9 - 12.1 - 12.3 - 13.2 - 12.3 (35.3-37.8 H)
1着2アーモンドアイ 55ルメール 4-5-4-4  34.7
2着6コントレイル  55福永 9-9-9-9  34.3
3着5デアリングタクト 55松山 7-7-7-7  34.4

2019年
2:25.9 重 15頭
12.8 - 11.3 - 12.3 - 12.2 - 11.7 - 12.2 - 12.1 - 12.0 - 12.1 - 12.4 - 12.2 - 12.6 (36.4-37.2 H)
1着5スワーヴリチャード 57Oマーフィ  7-7-6-5  36.5
2着1カレンブーケドール 53津村  4-4-3-2  36.9
3着2ワグネリアン 57川田  6-6-6-8  36.6

・ジャパンカップ レコード(世界レコード)
2018年
2:20.6〔R〕良 14頭
12.9 - 10.8 - 12.2 - 12.3 - 11.7 - 11.8 - 11.7 - 11.4 - 11.4 - 11.0 - 11.4 - 12.0 (35.9-34.4 S)
1着1アーモンドアイ 53ルメール  3-2-2-2  34.1
2着8キセキ 57川田  1-1-1-1  34.7
3着11スワーヴリチャード 57デムーロ 5-5-4-4  34.7

日本ダービー
G1 東京優駿 3歳オープン 定量

2023年
2:25.2 良 18頭
12.6 - 10.7 - 12.0 - 12.6 - 12.5 - 12.4 - 12.8 - 12.4 - 11.9 - 11.6 - 11.9 - 11.8 (35.3-35.3 M)

1着12タスティエーラ 57レーン 2:25.2 4-4-4-4  33.5
2着5ソールオリエンス 57横山武 クビ 6-6-6-6  33.3
3着11ハーツコンツェルト 57松山 ハナ 16-14-6-6 33.4

2022年

2:21.9〔R〕 良 18頭
12.5 - 10.8 - 11.8 - 12.0 - 11.8 - 11.7 - 12.3 - 12.0 - 11.8 - 11.5 - 11.7 - 12.0  (35.1-35.2 M)

1着13ドウデュース 57武 2:21.9 13-14-14-14  33.7
2着18イクイノックス 57ルメール クビ 16-16-16-14  33.6
3着3アスクビクターモア 57田辺 2:22.2 2身 2-2-2-2  35.3

2021年
2:22.5 良 17頭
12.2 - 10.6 - 12.2 - 13.0 - 12.3 - 12.4 - 12.8 - 11.7 - 11.4 - 11.5 - 10.8 - 11.6   (35.0-33.9 S)
1着10シャフリヤール 57福永 7-7-11-9  33.4
2着1エフフォーリア 57横山武 ハナ 3-4-9-9  33.4
3着11ステラヴェローチェ 57吉田隼 2:22.7 1 1/4 13-14-13-12  33.4

2020年
2:24.1 良 18頭
12.6 - 11.3 - 12.9 - 12.6 - 12.3 - 11.8 - 12.2 - 12.3 - 11.8 - 11.3 - 11.3 - 11.7 (36.8-34.3 S)
1着5コントレイル 57福永  3-3-5-4  34.0
2着12サリオス 57レーン 2:24.6 3 10-10-10-11  34.1
3着6ヴェルトライゼンデ 57池添  2:24.9 1 3/4 5-5-7-7  34.7
 
オークス
G1 優駿牝馬 3歳オープン 牝 定量

2024年
2:24.0 良 18頭
12.4 - 10.8 - 11.5 - 11.5 - 11.5 - 12.1 - 12.8 - 12.9 - 13.4 - 12.2 11.5 - 11.4 (34.7-35.1 H)

1着12チェルヴィニア 55ルメール 12-9-9-10 34.0
2着7ステレンボッシュ 55戸崎 2:24.1 1/2 9-9-9-12 34.0
3着14ライトバック 55坂井瑠 2:24.4 1 3/4 15-14-13-15 34.1

2023年

2:23.1 良 18頭
12.3 - 10.5 - 12.3 - 12.6 - 12.3 - 12.0 - 12.0 - 12.0 - 12.0 - 12.0 - 11.6 - 11.5 (35.3-35.8 S)

1着5リバティアイランド 55川田 6-6-6-6 34.0
2着12ハーパー 55ルメール 2:24.1 6  8-8-8-8 34.8
3着13ドゥーラ 55斉藤新 クビ 14-13-14-14 34.1

2022年
2:23.9 良 18頭
12.4 - 11.0 - 11.9 - 12.6 - 12.7 - 12.5 - 12.3 - 12.1 - 11.6 - 11.3 - 11.7 - 11.8 (35.3-35.8 S)
1着18スターズオンアース 55Cルメ 8-7-8-8  33.7
2着2スタニングローズ 55レーン 2:24.1 1 1/4 5-5-4-4  34.4
3着8ナミュール  55横山武 2:24.3 1 1/4  8-9-9-9  34.0

青葉賞 
G2 ダービーTR 3歳OP 馬齢
2024年
2:24.2 良 17頭
12.6 - 10.9 - 12.1 - 12.1 - 11.8 - 11.8 - 12.2 - 12.2 - 12.3 - 12.1 - 12.4 - 11.7 (35.6-36.2 H )
1着7シュガークン 57武  4-5-5-6  33.9 
2着15ショウナンラプンタ 57鮫島 アタマ 11-8-9-9 33.6
3着16デュアルウィルダー 57モレイラ 2:24.3 3/4  9-11-12-12  33.5



番組編成上、このコースで複数回重賞連対するためには必ずG1連対をしなければならない。
そのG1も2回以上出走できるのはジャパンカップだけ。
出走するだけでも大変。

例えば東京芝2400mで3連対(2勝)のコントレイルにしても、3つとも全然違う展開なのに3つとも上位。
展開やペースを問わずに強い競馬ができるレベルの馬にしか出来ない。






スタートはゆっくり。
距離が長いからってのもあるけど、スタンド前発走だから掛からないように慎重にゲートを出ているようにも見える。

350mで最初のカーブに差しかかるため、2ハロン目が速くなりがち。
1~2コーナーまでにポジションをキープしたい。

向正面に入ってもう一度馬を落ち着かせる。
4ハロン目かその前後で、ひと息入れるケースも多い。

複合カーブは、スピードが落ちにくい特性がある。
通常は乗り手が意識して減速したり、スピード調整するんだけど
たまに、速いままで行けるところまで行ってしまおうという騎手もいる。


最初の600m(1~3ハロン)の間でスピードの大きな変化が2度ある。
例えば前3ハロン12.2-10.6-12.2 の場合だと、スタートしてすぐに大きな加速と大きな減速が生じていることになるので、
いきなり消耗してしまう。とくに逃げ馬。

前半600mのスピード上げ下げの幅を極力減らし、消耗を抑え
て脚を残す競馬が理想で、前述したように掛かってしまっている馬に巻き込まれたりの不利も当然避けたい。

逃げ馬は、この600m間の消耗が少なければチャンスがある。
このコースの重賞で消耗を抑えやすいのは、頭数があまり多くないときの青葉賞かな。初距離で慎重なスタートになりやすいので。

G1クラスのほうが前半の消耗が大きくなりがちなのに
G1クラスでは、たまに多少消耗しても全くバテないどころか逆に周りがバテてしまうようなレースをやってのけるタイプが現れることもある。近年ならキセキとか。


向正面は縦長の展開。

4F目~も、毎回内容が違っているけど

11秒台とか12秒台で流れて、
(1)0.5秒以上の大きな加速がある時
(2)小さな加速、もしくは流れたままゴール

って感じのときと
(3)ハロン毎に速さが上下してて安定しない(乱ペース)
になるときがある。

有利になりやすい脚質は、
(1)先行~差しで馬場の良いところに付けていて、仕掛けて反応良いタイプ。
(2)スピードを長く維持できてバテないタイプか、他馬の脚が止まるようならすかさず抜け出せるように脚をしっかり残してるタイプ
(3)前はバテる。この場合は後方待機馬が有利になりやすい

だと思うんだけど、強い馬はどこにいても強いというケースも多いんだよね。
強い馬でも(3)で前にいたら厳しいけど、そういう馬が先行しててもペース乱れるってのはレアケースかな

ぜんぶ騎手の腕大事


例えば、前半の動向をコース形態によってある程度予測が出来るコースがある。阪神2000mならスタートゆっくり、とか。
東京なら1800mや2500mも、こちらの部類になるかな。

でも東京芝2400はそれがない。
スタートから、展開を人馬が作る。
スタートするよりもっと前から気を抜けない。目の前でファンファーレと大歓声を浴びる状況で、自分も馬も気持ちを落ち着かせなくてはならない。

後半は仕掛けどころの判断や位置の取り方も大事だし、馬場差があるときは芝の良いところ(スピードの出やすい部分)をキープしたい。
もしかしたら「馬7、人3」どころではないかも知れないくらい、騎手の腕が大事。

力と力の勝負にもなりやすく
強い馬が圧倒的な強さを見せつけるレースも多い。






▽中盤以降の加速の有無
※下線は6F以降の0.5秒以上の加速

オークス 
12.3 - 11.1 - 12.0 - 12.3 - 12.1 - 12.7 - 13.0 - 12.6 - 12.111.2 11.2 11.8
12.5 - 10.9 11.7 11.9 - 12.1 - 12.2 - 12.3 - 12.2 - 11.7 11.4 11.6 - 12.3
12.6 - 11.1 - 12.0 - 11.9 - 12.0 - 12.2 - 12.4 - 12.3 - 12.4 - 12.2 - 11.1 11.6
12.7 - 11.6 - 12.8 - 12.6 - 12.0 - 12.3 - 12.3 - 12.1 - 11.6 - 11.3 - 11.2 - 11.6
12.3 - 10.7 - 12.1 - 12.3 - 12.4 - 12.5 - 12.9 - 12.6 - 12.7 - 11.4 - 11.5 - 11.6
ダービー
12.6 - 11.3 - 12.9 - 12.6 - 12.3 - 11.8 - 12.2 - 12.3 - 11.8 11.3 11.3 11.7
12.7 - 10.7 11.4 11.4 11.6 - 12.0 - 12.3 - 12.4 - 12.2 - 12.0 - 11.9 - 12.0
12.7 - 11.0 - 12.3 - 12.4 - 12.4 - 12.3 - 12.2 - 12.0 - 11.7 11.2 11.2 - 12.2
13.0 - 11.2 - 12.9 - 12.8 - 13.3 - 12.5 - 12.1 - 12.6 - 12.7 - 11.5 - 10.9 - 11.4
12.6 - 11.1 - 11.9 - 12.1 - 12.3 - 12.9 - 13.1 - 11.8 - 12.0 - 11.6 - 11.0 - 11.6
ジャパンC 
12.7 - 10.8 11.8 - 11.3 - 11.3 - 11.5 11.8 11.9 - 12.1 - 12.3 - 13.2 - 12.3
12.8 - 11.3 - 12.3 - 12.2 - 11.7 - 12.2 - 12.1 - 12.0 - 12.1 - 12.4 - 12.2 - 12.6
12.9 - 10.8 - 12.2 - 12.3 - 11.7 11.8 11.7 11.4 11.4 11.0 11.4 - 12.0
13.0 11.2 - 12.1 - 12.1 - 11.8 - 12.1 - 12.3 - 12.2 - 11.8 11.3 11.8 - 12.0
13.3 - 11.3 - 12.6 - 12.3 - 12.2 - 12.5 - 12.7 - 12.3 - 11.9 - 11.2 - 11.4 - 12.1
※こちらのラップデータ、古いままです。


ジャパンカップ
「前半3ハロンがゆっくりの時か、もしくは道中でスピードを緩める展開の時に大きな加速が生じている」と傾向はシンプル。
 
道中で緩めると言っても、12秒5より遅くなることが少ない(上記では1度しかない)締まったペースで中盤も進むので
ラストは力比べになりがち。

中盤のスピードとラスト200mの減速を見ると、他のレースよりも内容がタフなのは一目瞭然。

道中の位置(逃先差追)よりも、最後の直線での位置(内外)のほうが大事かな。例えば馬場の良いところや、ロスの少ない内側とか。
道中は消耗しやすいけれどそれでも、余力を残していなければ話にならないくらいにラストの底力が大事。


オークスは中盤が速い時でも加速がある。
先頭が入れ替わってのものだと思う。

中盤12秒台前半の、乱れの少ない一貫したペースが多い。
そのぶん後続はジッと脚を溜めることが出来る。
よって前と後ろが入れ替わる流れだと加速も大きく、上がりが速くなる。
デアリングタクト33.2、アーモンドアイ33.1 。


オークスは逃げ馬が苦労しそうなペースが中心なので、2011年まで遡って確認。
馬券になった逃げ馬は過去10年で2011年(雨 良)2着ピュアブリーゼ(柴田善)のみ。ミドルで7F目と9F目で一旦スピードを緩めてラスト3Fで加速している。



ダービーでは大きく分けて以下の3パターンのどれかになることが殆ど。

・ジャパンカップほどではないけど道中あまり緩まずに締まった流れ。
・道中(3~7F)のどこかで12.5秒以上までスピードを緩めてからの「二段階加速」。
・12秒台→11秒台の連続から加速。

青葉賞やオークスとは基本的な展開が異なる。
同じコースなので同じような流れになっている事ももちろんあるけど、個人的に考える「レースごとの基本の展開」は相違してる。

二段階加速の発生する条件は「中盤のどこかで12.5秒以上まで大きくスピードが落ちる箇所がある」だと思われる。(違ってたらゴメン)
なので、その前後でペースが大きく変わるということになる。
けっこう乱れがちなペースにも見える。
乱れがちに見えなくもない展開の場合も、逃げ馬にはハードな内容だと思う。

以下の「」内は、2段階加速開始までに0.5秒以上のペース変動がある箇所。
※例1
13.0 11.2 - 12.9」 - 「12.8 - 13.3 - 12.5」 - 「12.1 - 12.6」 - 12.7 - 11.5 10.9 11.4 
1着レイデオロ 13-14-2-2  33.8
※例2
「12.6 - 11.1 11.9 - 12.1 - 「12.3 - 12.9」 - 13.1 11.8 - 12.0 - 11.6 11.0 11.6
1着マカヒキ 7-8-8-8  33.3

ペース変動が複数ある流れで、最後の直線では二度にわたって加速が生じていたので
このケースではどんな展開でも安定して速い末脚を長く使えている差し馬や、乱ペースの影響を受けにくい追い込み馬に向いていそう。
でもただ単に上がりの勝負というわけではなく、底力とかも必要になってくる。


ここ数年のダービーは
「ラスト4ハロンの脚が必要な展開」
が中心になっている。

ラスト5ハロンで動くことも。

12.2 - 10.6 - 12.2 - 13.0 - 12.3 - 12.4 - 12.8 - 11.7 - 11.4 - 11.5 - 10.8 - 11.6  1着シャフリヤール

前半4ハロン目でガッツリ減速したので、ラストめちゃくちゃ速い。そしてこれも二段階加速。

ラスト3ハロン加速の展開だと、マイラーでもこなせたりするんだけど
5ハロンともなると2500~の適性が欲しいかな。ダービーの時点では分からない項目だけどね

ラスト4ハロン加速の展開は、長くいい脚が必要。
かといって、繰り返しになるけどダービーは単に末脚が速いというだけでは通用しない。
性格的に大人(落ち着いていて騎手の要求にしっかり応える)なほうがいいのかも

芝の状態にもよるけど
先行~中団のやや前目からラストの脚がシッカリ伸ばせる馬(要は強い先行馬)に有利になる展開というのもありそう。
ダービーは個人的に、先行または4角5番手以内からラストで速い末脚を使える馬も侮れないと思っている。


ダービー、オークス、ジャパンカップは
芝の生育がとても良い時期に開催されていて、天気が良ければ綺麗なグリーンに色づいている。
良馬場なら非常に速い時計が出やすくなる時期。





▽血統
色分け
ヘイルトゥリーズン系(詳細表記無しはサンデーサイレンス系)
ノーザンダンサー系
ネイティヴダンサー系(詳細表記無しはミスプロ系)
ナスルーラ系
エクリプス系

父×母の父 で記載

ジャパンC
2023
1着 キタサンブラック × 母父キングヘイロー(Lyphad系)
2着 ドゥラメンテ × All American(ロベルト系)
3着 ドゥラメンテ × Smart Strike(ミスプロ系)
2022

1着 エイシンフラッシュ × クロフネ(ヴァイスリージェント系)
2着 ディープインパクト × Essence Of Dubai(ボールドルーラー系)
3着 ドリームジャーニー × Acatenango(ハンプトン系)

2021
1着 ディープインパクト × Unbridled´s Song
2着 オルフェーヴル × シンボリクリスエス(ロベルト系)
3着 ディープインパクト × Essence Of Dubai(ボールドルーラー系)
2020
1着 ロードカナロア × サンデーサイレンス
2着 ディープインパクト × Unbridled´s Song
3着 エピファネイア(ロベルト系) × キングカメハメハ
2019
1着 ハーツクライ × Unbridled′s Song
2着 ディープインパクト × Scat Daddy(ストームバード系)
3着 ディープインパクト × キングカメハメハ
2018
1着 ロードカナロア × サンデーサイレンス
2着 ルーラーシップ × ディープインパクト
3着 ディープインパクト × Unbridled′s Song

ダービー
2023
1着 サトノクラウン(Northern Dancer系) × マンハッタンカフェ
2着 キタサンブラック × Motivator(Sadler's Wells系)
3着 ハーツクライ × Unbridled’s Song 
2022
1着 ハーツクライ × Vindication(Bold Ruler系)
2着 キタサンブラック × キングヘイロー(Lyphard系)
3着 ディープインパクト × Rainbow Quest(Red God系)
2021
1着 ディープインパクト × Essence Of Dubai(ボールドルーラー系)
2着 エピファネイア(ロベルト系) × ハーツクライ
3着 バゴ(レッドゴッド系) × ディープインパクト
2020
1着 ディープインパクト × Unbridled’s Song
2着 ハーツクライ × Lomitas(ニジンスキー系)
3着 ドリームジャーニー × Acatenango(ハンプトン系)
2019
1着 ディープインパクト × Librettist(ダンジグ系)
2着 ディープインパクト × Storm Cat(ストームバード系)
3着 ジャスタウェイ × Monsun(brandford系)

オークス
2022
1着 ドゥラメンテ × Smart Strike
2着 キングカメハメハ × クロフネ(ヴァイスリージェント系)
3着 バゴ(レッドゴッド系) × クロフネ(ヴァイスリージェント系)
2021
1着 ステイゴールド × ロージズインメイ(Halo系)
2着 ディープインパクト × キングカメハメハ
3着 キズナ × アドマイヤムーン
2020
1着 エピファネイア(ロベルト系) × キングカメハメハ
2着 スクリーンヒーロー(ロベルト系) × Fusaichi Pegasus
3着 ゴールドシップ × カコイーシーズ(レイズアネイティヴ)



▽向いているかも知れない血統
ディープインパクト(系)×ミスプロ系
・母の父ストームバード系リファール系などのノーザンダンサー系

一時期、母の父シンボリクリスエスもちらほら見かけた気がするけど上記した中では1頭しか該当してなかった。


・レース別だと
ダービー以外では
ディープインパクト系 × ミスプロ系
が良く連対していて

ダービーでは母の父ナスルーラ系が浮上。
個人的に母父ナスルーラ系はハロンごとの急激なスピード変化に対応可能と思っている。
2段階加速とかスピード変化が複数回起きるけど、3歳だしそういう消耗の激しいレースは経験ないって馬がほとんど。
なので激しいレースに対応できるだけの底力はもちろんのこと、裏付けみたいのも必要なんだろうなぁ。



あと、東京芝2400は1つのレースに同じ系統の母父が2頭入っていたりとかもよくある。
たぶん展開ごとに有利な血統がある。




▽まとめ

・スタンド前発走、最初のカーブまで約350m。
・スタートは慎重だけど位置取りは忙しくなりがち。位置が決まって再びスピードが落ち着く傾向がある。
・その結果、前半3Fまたは4Fの中で急激なスピード増減が2回生じることになり、消耗が起きている。
・展開パターンはいくつかあるものの、全体の上がりはどれも速め。
・G1レースごとの傾向は、血統欄の真上の「中盤以降の加速の有無」の項目でダラダラ記載しています。
・スタンド前の発走だけど掛からないこと、ペースや仕掛けどころの判断、ラストで馬場の良いところに素早く付けることなど、騎手の腕を問われるポイントがいくつもある。
G1で複数回連対している騎手はリーディング上位が中心になっている。
・馬の力ももちろん大事。
・ラスト3Fの瞬発力戦もたまにある。でも長くいい脚を必要とされる内容のレースのほうが多い。
・道中流れる展開になる時もよくある。G1クラスだと5F目以降は息の入れにくい展開になるケースも。
・春と秋は良馬場時の芝が速くなりやすい時期に開催されていて、時計への対応も必要。青葉賞の時はそうでもないけどダービーやジャパンカップの時期は地盤が固まっていて、バネが利いてスピードが出やすい。
・強い馬が記憶に残るような強い勝ち方をするシーンもよく見る。
・有利そうに見える馬 →「腕のいい騎手が乗る強い馬」。それ以外で言うなら、落ち着いていて仕掛けた時の反応が良い馬。

天候や馬場差や展開など毎回変化する項目をいったん度外視してコース形態だけで考えてみたけれど、その場合はラストでしっかり加速できる先行~差しに向いていると思う。



随時、加筆訂正していきます。


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