2017年にこんなブログを書きました。

 

 

 

残念ながら、現実になってしまいました。

2020年8月7日にこのような看板が大瀬崎にたちました。

 

 

 

釣り行為をする者は立入禁止

釣り行為はご遠慮ください

釣り禁止ですよね。

 

突堤のところには、このようなペイントもあります。

 

 

またこのような看板もあります。

 

 

 

これから夏本番でいつもなら盛り上がる大瀬崎ではあります。

連休に向けて予定を立てていた人もいると思いますが、釣り行為をする者は立入禁止ですのでみなさん釣りには行かないでください。

 

 

いろんな釣り場が釣り禁止になったときに、「いきなり釣り禁止になった。」という人がいますが、釣り禁止になるには理由があるんです。

 

今回は、大瀬崎が何故釣り禁止になったかお話したいと思います。

 

2017年にお話したときは下記の内容でした。

過去のブログは右矢印こちら

〇 奉賛金 を払わない釣り人が居る

〇 路上駐車が多い

〇 ゴミ問題

〇 フェンスを壊す人がいる

○ダイバーエリアで釣りをして、トラブルになる

 

 

残念ながらこれよりも釣り人の逸脱行動が増えたんです。

 

流木で小屋を作る人がいる

小屋って何?って思いますよね。

看板にも小屋の写真がありましたが、それ以外にもあったんです。

その写真がこちらです。

 

 

流木を組み合わせて、揺らそうとしても崩れないほどガッチリ組み上げてあって

中には、コンビニのゴミがありました。

 

更には作りかけのようなものも

 

 

土台を組み立て途中といったところですね。

蔦など使って固定されていて、これから組み上げるであろう流木も真ん中に集めてありました。

2017年の時点で、私は聞いてなかったのですがゴロタ石をを積み上げてブルーシートをかぶせて風よけをつくっていた人がいたようです。

 


ゴロタで焚き火をする人がいる
私が見に行ったときも焚き火の後がありました。

 

 

着火剤代わりに使ったのか、枝にビニールテープが巻きつけたものも落ちていて、しかもダイバーエリアの中にありました。

明るい時間はダイバーさんがエントリーする場所に、夜釣り人がきて薪をしてゴミを放置して帰っていく。

朝ダイバーさんたちがきたらゴミと薪後が。。。

そんなところを見たら、ダイバーショップの方々やダイバーさんたちがどう思うか想像できますよね。

これ以外の場所にも薪の後を見つけました。

いつも一箇所でやっているわけではないようです。

 

これらの近くに糞尿がそのまま。

小屋やら拠点を作った人がそこで、糞尿垂れ流して放置。

 

 

こんなことをする人達が大瀬崎にはいたんです。

これを読んで皆さんどう思ったでしょうか?

 

確かに、2017年にブログを書いてみなさんが拡散してくださったことで、奉賛金入れのところにいるおばちゃん曰く

奉賛金を入れてくれる人が増えた。

釣り人でも声をかけてくれる人が増えた。

駐車場に停める車が増えた。

その一方駐車場外に停める車はいつも一緒だった。

等お話を聞きました。

いい方向に変わったこともあったのも事実です。

 

ある年から、見慣れないおそらく大瀬崎初めての釣り人が増えたそうです。

そこからまたマナーが悪い人が増えたとのこと。

特にダイバーエリアで釣りをしてしまう人が増えて、釣り人とダイバーさんとのトラブルが多かったようです。

 

 

2017年のブログで伝えましたが、おばちゃんや宮司さんは

「最低限マナーと良識を持って遊んでくれてれば良いんだ」

と繰り返し言っていました。

それを釣り人が守れなかった結果が、今回の釣り禁止です。

 

今コロナが流行っていて今まで行かなかった人たちが、釣りに行く事が増えています。

その結果釣りのマナーを知らない人たちがいろんな釣り場で、

ゴミを捨てていく

イカ墨は流さない

コマセを使ってそのまま流さず帰る

など行為が多く、静岡でいうと伊豆のいろんな場所で釣り禁止の話が出ているそうです。

 

 

私は守ってるから関係ない。

あの人もしてるでしょ。

マナーなんて関係ない。

釣具が売れればいい。

動画が再生されればいい。

そんなこと関係ない。

 

釣り人のマナー違反に背を向けることは簡単です。

でも、このままだと釣り場はどんどんなくなりますよ。

 

マナーがいい人もいる、でも悪い人もいる、周りから見たら、それをひっくるめて釣り人なんです。

 

考えても見てください。

たとえば、子供達をお家に招き入れたとしましょう。

仲良くいろんな子と良い子で遊んでくれていれば平和なのです。

なのに一部の人がお家のもの壊したり、勝手に大きな玩具持ってきて遊んだり、人のお家のおもちゃを乱暴に扱ったり、入っちゃいけない部屋に勝手に入って遊んだり、しまいにはトイレに行かずそのへんで糞尿垂れ流し。

注意すれば、

「僕たちだけじゃないし」

「楽しければいいじゃん」

「ここ僕のお家じゃないし」

「なんでそんなこと言われなきゃならないんだよ」

と反論。

子供達を招き入れてるのは、グループとして招き入れてる。

この子だけは来てもいいよとはいかない。

マナーが良い子、悪い子がいる中であなただったらどんな選択を取りますか?

自分のお家でですよ?

一部に許容範囲を超える迷惑な子がいたら、

じゃぁみんな僕の家には、立入禁止です!

 

こう考えたら当たり前の流れだと思いませんか?

自分のお家でそんなことされたら、誰でも立入禁止にしたくなりますよね。

 

マナーの守れてる人が、時間がかかるかもしれないけど、少しでもマナーの悪い人たちが考えてくれるように声をかけたり、声をあげたりして、訴えかけていくしかないと思うのです。

確かに意図したわけじゃないけど、人間だから知らなくて間違えてときにはマナーを守れなかったときがあるかもしれません。

でも、もし声をかけて守っていく人たちが増えてくれたら、こんなまなーが釣りにはあるんだよって知ってくれれば、マナーの悪い人たちがゼロにはならないかもしれないけど、それでも守れるものはあるかもしれないですよね。

だから、私はこうやって声をあげることはやめません。

大瀬崎は残念な結果になってしまいました。

でも、こういうお話はいろんなところであるお話です。

何度も言いますが、こういう事実から背を向けて、釣りができればいいや♪だとその自分の釣りをする場所がなくなりますよ。

 

 

大瀬崎は特殊な場所ではあります。

大瀬神社という神聖な場所を通って、釣りをさせてもらっている

天然記念物もある神社の中で釣りをする。

そんな場所で、釣り人がマナーを守れず釣り禁止になった。

今まで大瀬崎にいるいろいろな方々とお話してきました、釣り禁止になったことは残念ですが、私は大瀬崎の人たちにもう同じ釣り人という仲間たちが迷惑をかけてほしくありません。

いろんな思いがあっての釣り禁止なんです。

もう釣り人が大瀬崎の方々に迷惑をかけてほしくない、切にそれは願います。

 

自分たちが遊ぶ釣り場を守るためにも、釣り人も釣り具メーカー、釣具店も考えなければならないときに来ているかもしれないですね。

 

偉そうに語りましたが、私の稚拙な文章でどれだけの人に伝わるかはわかりません。

ここ一ヶ月どうすればいいか考えて動いてきましたが、僕にはこんなことしか出来ません。

誰の目に止まるのかもわからないし、誰も見ないかもしれない。

もしこのブログを読んでくれた人がいるのならば、今後の釣りの事、釣り場の事、釣り人の事を考えてくれれば幸いです。