バガヴァッド = 神
ギーター = 詩
「神の詩(うた)」であるバガヴァッド・ギーターは
叙事詩でありながら、ヨーガのバイブルのように
親しまれていて、一生をかけてその意味を深めて
いくものといわれています
一番重要とされてる部分をざっくり書くと (;^_^A
弓の名手であるアルジュナが尊主クリシュナに導かれて、
悪軍と戦い、世界にダルマ(平和・正義・均衡)を取り戻そうとします。
実は、この敵軍は自分の親族。
戦いの幕が今、開けようとするその瞬間、敵の中に様々な理由で
敵軍についてる親族や親しい人の姿をみて、
「世界に平和を取り戻す」
というアルジュナの理知的な意志が
「なんで戦いたくないのに、戦わなくてはいけないんだろう」
という感情的な意志との間で揺れて、大きな心の迷い・葛藤がでる
どちらも大きな言葉で区切れば愛なのですが
どちらも選べない・・・
そんな時に尊主クリシュナに、アルジュナが質問をする
そしてクリシュナがこの2つの矛盾を取るために応えて導く
最後にはアルジュナは迷う事なく戦場へ向かい
世界に平和・調和を取り戻します
長い本なので、機会があれば読んで下さいませ(・・;)
これは、悪の軍団と英雄アルジュナの戦いで、
最後は神クリシュナの導くアルジュナが勝利しますが、
正義が勝つという、争いの話ではありません
悪軍が自己の低い意識
アルジュナの正義が自己の崇高な意識
を表す隠語になってるといわれます
自分の中にはいつも天使と悪魔がささやきあって、
迷いが生じるけど、どちらを選ぶかで生き方の道ができていきます
行動の中に神を観る
内なる神・クリシュナと繋がれた行動は、ヨーガ(統合)
ちょっと短く書くのが難しいのですが・・・
被災地の様子が段々と映し出されてます
全て無くしたという、極限状態でありながら、
涙を流して「ありがとう」と言ってる人が多くて胸が熱くなります
生きる=息するという忘れがちな行動に感謝してる姿にも
ギーターの教え? を学んでるような気がします
(感謝は祈り)
そして、それを見た人達がまた、
起こしてる様々な行動がありますが、行動の中に神をみてるかどうか
ナイターとか大きな事は賛否両論、解りませんが自分自身の事なら
良く解ります。
行動の中に神をみるようにヨーガ(瞑想、内観)しながら
今日も1日過ごしたいと思います
朝から余震がありますが、気をつけてお過ごし下さい