無意識に、父親に対してこんな風に思い込んでいた。
『こんな酷い目に遭わされたのだから、
自分には恨むだけの正当な理由がある。』
『こんな酷い目に遭わされたのだから、
人生がうまく行かなくて当然だ。』
それは、今生の生き辛さの根源だった。
その上には、その恨みから派生した
たくさんの傷や感情や間違った信じ込みが
覆いかぶさっていた。
8年間、癒して癒して癒して来て、
やっと底に辿り着いた。
そして、その恨みを観た時、
それは、自分の感情だった。
確かにそれには父親によってもたらされた
原因と思われる出来事がたくさんある。
しかし、この恨みの感情は自分のものであり
握りしめ持ち続けていたのは自分だった。
これは自分のものだ。
これは自分の責任だ。
そう氣づいた時、
初めて本当に受け入れることができた。
そして、本当に癒された。
そして、第5チャクラのリングに触れていくと、
恨み続けるために、
各チャクラのエネルギーを自動的に抑え込んでいたことも観えた。
そう、恨み続けるために自分で自分のエネルギーを抑え込んで
自分で自分の人生がうまく行かないようにしていたなんて。
何と愚かな事なのか。
それは、愛の裏返しだった。
愛され受け入れて欲しくて、恨み続け、
愛され受け入れて欲しくて、何度も人生がうまく行かないようにしていたなんて。
その観念に氣づいて受けいれ解放した時
やっと各チャクラが本来のエネルギーを取り戻し、
その可能性を開き、
本当に望む人生を創造することにスイッチが入った。
本当に、自分の人生を作っているのは自分なのだ。