【対象に気づいていることと、対象に気づいていることに気づいていることの違いは何ですか?】
有名な瞑想法に、ヴィパサナ瞑想というものがあります。
これは、呼吸に気づく瞑想です。
呼吸は、外側にある対象です。
対象に気づこうとすると、意識は外に向かいます。
すると、思考との同一化に戻ってしまいやすくなります。
生まれてから何十年も思考に同一化していましたから、
そうなってしまうのは自然なことです。
また、そうならないようにするために、一生懸命呼吸に集中しようとしてしまいます。
しかし、集中とは瞑想ではありません。
集中は自然な状態ではないので、すぐに疲れてしまいます。
そして疲れると、簡単に思考との同一化に戻ってしまいます。
呼吸に気づくよりももっと簡単な方法があります。
それは、呼吸に気づいている意識に気づくことです。
意識は、同時にいろんな事に気づいています。
その意識に気づくことが、本当の自分に気づくことであり、瞑想の目的なのです。
では、呼吸に気づいている意識に気づくには、どのようにすればいいのでしょうか?
先ずは、鼻先で出入りする呼吸に気づきを向けます。
この時、気づきは外側にある鼻先に向かっています。
そして、
「鼻先で出入りする呼吸に気づいているのは何か?」
に気づきを向けます。
つまり、鼻先で出入りする呼吸に向かっていた意識の向きを180度逆にして、内側へ向かうのです。
「鼻先で出入りする呼吸に気づいているのは何か?」
というのは、考えることではありません。
それは、内側へ向かって放つ気づきの矢のようなものです。
そして、対象に気づいている意識に気づくなら、
それは、同時にすべてに気づいています。
そして、静かで、安らいで、平安を感じます。
そして同時に、外側でいろんな活動をすることができます。
また、対象に気づいている意識に気づくことは、呼吸以外の対象を使うこともできます。
例えば、見ている対象を使うのもいいでしょう。
あなたは今、この文字を見ていますね?
気づきは、この文字に向かっています。
では、この文字に気づいているのは、何でしょうか?
そのためには、この文字に向かっていいる意識の向きを180度反転し、
内側へと戻らなくてはなりません。
その時、対象に気づいている意識に気づくことができます。
同じようなやり方で、聴く感覚を使うこともできます。
触れる感覚を使うこともできます。
人それぞれに得意な感覚がありますから、
やりやすい方法を入口にするといいでしょう。
また、ラマナ・マハルシは、ダイレクトに、「私は誰か?」を問いなさい、と語っていました。
これもまた、私は誰だろう?と考えるのではなく、
私に向かって矢を放ち、内側深く探求するものです。
対象に気づいていることに気づいていること、
それは、この図の中心に明かりが灯ることです。
あなたが過去から自由になり、本来の自己に目覚め、
光輝き、本当に望む人生を楽しめますように。
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