
シェアリングで話せなかったことまで、
ピッタリなことを言ってもらい、
それが癒されて楽になっている。
と、よく驚かれます。
でも、それは、クライアントさんが、開いていてくれたから、起こったのです。
対面で来てくれても、遠隔でも、
その人が閉じていたなら、
喩え中心ではひとつに繋がっていても、
観ることも聴くことも感じることもできないのです。
なぜなら、私たちは中心では一つであり、
表層ではそれぞれに個別のユニークな存在だからです。
個人の尊厳があるので、隠そうとするなら、隠すことができます。
ヒーリングを受けて苦しみから解放されたい、
と思いながらも、閉じて隠し続けるなら、残念ながらヒーリングは起こらないのです。
ヒーリング前のシェアリングタイムで重要なことは、話しの内容ではありません。
オープンになって話してもらうことで、
苦しみの原因である傷や感情や思い込みといったエネルギーが浮かび上がってくるのです。
それらは、普段は内側に隠されています。
しかし、何かの出来事で活性化されると表面に浮かび上がってくるのです。
その時が、癒し解放するチャンスなのです。
また、ヒーリング前のシェアリングタイムで話してもらうことで、
今、その事が起こっている最中にいるように、
傷や感情や思い込みが活性化してありありと浮かび上がってくるのです。
そこで、効果的なヒーリングが起こるのです。
ですから、Ambhoという視点から観たなら、
オープンになって開いてくれて、
ヒーリングを受けてくれてありがとうございます。
なのです。
開いてくれて、受け取ってくれる人がいなければ、
この体を通して分かち合われるものは、表現されることができないのですから。