何かの出来事が起こり苦しむのは、
自分自身の中に蓄積されている傷や感情のせいである。
この事を、しっかりと理解する必要がある。
なぜならば、私たちは思考に同一化しており、
思考とは、自分自身の内側にある傷や感情を、見ることも感じることも聴くことも出来ないからだ。
そして、苦しみは、誰かや何かの出来事のせいだと考えてしまうからだ。
相手や何かの出来事のせいにして、
それを何とかしようとし続ける限り、苦しみは続いていく。
しかし、苦しみとは、単に、自分自身の中に蓄積されている傷や感情と思い込みが、浮かび上がってきているだけである。
だから、それらを癒してあげればよい。
そうすれば、そこにはスペースがヒロガリ、
内なる光が輝きだす。
そのとき、傷や感情によって隠されていた本質が目覚め、成長し、自分自身の内側を満たしていく。