先日見に行ったバレエのプログラムの中にに、芸術家のくすり箱というNPO法人のパンフレットを見つけました。
とてもいいアイデアだと感じました。
なぜなら、役者・画家・ダンサー・歌手といった芸術家の人は、一般の人よりも危険だからです。
それは、一般の人よりも才能の層につながっているからです。
普通、私たちは、意識の一番外側にある思考に同一化して生きています。
しかし、芸術家の人は、思考に同一化しながら才能の層にも繋がっています。
つまり、思考から間にある感情の層を通り抜けて才能につながり、
才能を体を通して世界に表現しようとする時にも感情の層を通り抜けています。
感情の層には、生まれてからこれまでの人生だけでなく、すべての過去生で溜め込んでしまった、錨・恐怖・不安・恐れ・怨み・無価値感・・・といったたくさんの感情があります。
感情の層を通り抜けることで、知らぬ間に蓄積された感情を活性化してしまいます。
活性化された感情は、同じような感情を感じさせられる人や状況を引き寄せてしまいます。
すると、人生が大変になってしまいます。
成功して有名になった人たちが、あまり幸せな人生を送っていなかったりするのはこの為なのです。
また、たくさんの才能を持ちながらも、それをうまく表示されてるけどできず、なかなか成功できないのも、この感情の層にあるたくさんの感情が壁のようになっているからなのです。