感じることから、すべてが始まります。
もし、あなたが、自分が何を望んでいるか分からないとしたら、
もし、あなたが、自分がどうしたいのか分からないなら、
もし、あなたが、自分が何なのか分からないとしたら、
それは、感じることを避けているからです。
私たちは、心地よくない感覚・感情・フィーリングを感じることを避けてしまいます。
感じる感性を閉じてしまいます。
心地よくないものに対して感性を閉じることは、喜びや幸せに対しても閉じることです。
心地よくないものに対してだけ閉じることはできないのです。
自分が何を望んでいるか知るためには、ただ内側を感じればよいのです。
自分がどうしたいのか知りたければ、ただ内側を感じればよいのです。
あなたが、自分が何なのか知りたければ、ただ内側を感じればよいのです。
そういったことは、自分の内側にあります。
思考は、内側に入ることはできません。
考えても分からないのです。
なぜなら、思考とは、過去の記憶の寄せ集めですから。
すべては、今、この瞬間に在ります。
過去の記憶を幾ら思い出し分析し考えても分からないのです。
私たちは、考えることが習慣になっています。
何か不安を感じたら、それはなぜ起こったのか? どうしたら不安を感じなくて済むのか? あれやこれやと考えます。
しかし、幾ら考えても答えは分かりません。
答えが分からないから、更に考えてしまい、考え続け、余計に分からなくなります。
すると、余計に不安になり、更に不安から逃れようと考え続けてしまいます。
考え続けてしまうとき、この出口のない堂々巡りに気づく必要があります。
そして、そのまま堂々巡りを続けるのか、そこから抜け出したいのかを選択する必要があります。
そして、そこから抜け出したいのなら、感じることが答えです。
感じるためには、ハートを思い出し、ハートを育てることが役に立ちます。
そして、心地よくない感覚・感情・フィーリングそういったものは、私たちの表層にあります。
そういったものを受け入れ感じていくことで、更に内側へと入ることができます。
何を望んでいるか?
どうしたいのか?
本当の自分は何なのか?
そういう大切なものは、心地よくないものの内側にあります。
ハートに繋がるなら、内側への旅が簡単になります。