弱さは、表層にあります。
真の強さは、内側深く、中心のすぐそばにあります。
私たちは、自分自身の弱さを受け入れることができず、弱さを否定することで強くなろうとします。
しかし、これは、意識の一番外側にある思考の考えです。
弱さを否定することで、私たちは外側に向かってしまいます。
そして、一生懸命努力して偽りの強さを作り出してしまいます。
そうすることで、強くなれたように感じますが、それは弱さを基盤とするので、どこまで行っても弱さが付きまといます。
そして、実際には真の強さから離れてしまっています。
真の強さは、私たちの本質です。
それは、いつでも私たちの内側深くに在ります。
それは、表層に現れた弱さを受け入れることで、弱さが溶けて消えていき、更に深く内側に入ることで発見することができます。
これは、この世界にある様々な二元性についても当てはまることです。
否定することで更なる苦しみを作り出し、
受け入れることで、苦しみを超えているものへと戻っていくのです。
ですから、何が良くて、何が悪い、などということはないのです。
勿論、人生に現れる様々な出来事についてもそうです。
次から次へと物凄く怒りを感じさせられる出来事が起き、
次から次へと激しい恐怖を感じさせられる出来事が起き、
事態を何とかしようと思いつく限りの手を尽くしても、一向に良くならず、
これは、自分自身の中にあるたくさんのおぞましい感情が引き寄せているに違いないと感じるも、どうすればよいか分からず押し潰されそうになり、
挙げ句の果てには、体が壊れて日に日に衰弱していき死を覚悟する。
そんな最悪としか言えない状況から、次に何が起こるかは分からないものです。
死を目前に感じ、そうか、もうすぐ死ぬのか、と覚悟して初めて、今生何をしに来たのかを思い出し、そのために今、何が必要なのかを真剣に求め、答えへと導かれたりするものです。
何が良くて何が悪い、などということは、浅はかな思考では簡単に言えますが、深く観れば観るほど、良いも悪いも無くなるものです。
すべては、それから起こるのですから。