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役に立たない


何年か前
家族で海水浴に
出かけた時の事です。

初めての海にはしゃぐ弟を
私はビデオで撮影していました。

しばらくして
少し離れた波打ち際に
人だかりができているのに
気づきました。

人々の視線を
カメラ越しに辿っていくと
ちょうど弟と同い年位の
男の子が溺れています。

なぜあんな浅瀬で?
と思いつつ撮影し続けました。

帰宅後、ビデオを編集していると
問題のシーンに…


私はゾッとしました。


そこには男の子を
引きずり込もうとする
無数の手が写っていたのです。

次の瞬間私は家を飛び出し
あの海水浴場へと
車を走らせました。

海に着くとすぐに車を降り
浅瀬に飛び込みます。

するとすぐにワラワラと
無数の手が……

私は焦る事無く
エクスカリバーを振り上げ
一匹ずつ倒し続けました。

倒しても倒しても
キリがないほど出てくる手を
もう数千匹は倒したでしょうか…

「そろそろいいかな…」
最後は全体攻撃魔法で
一挙に方をつけると
莫大な経験値が。

高らかに鳴り響く
ファンファーレは
いつまでもいつまでも
鳴り止みませんでした。

とあるジャングルに
人食い人種の親子がいた。

パパは、まだ幼い息子に
ジャングルでの
生き残り方を教えていた。

毒矢の作り方や、
乾いた石で火を起こす方法、
などなど……。

これらの事は
ジャングルで生活する為に
とても必要なことだった。

そんな事を教えていると、
突然、岸の方から
人影が近づいてくるのが見えた。

親子は慌てて物陰に隠れて、
人影に目をこらした。

どうやら、難破した船の
生存者らしい。
ブロンドの若くて
美しい女性のようだ。

幼い息子は
小躍りしながら言った。

「わーい、パパ。今夜のディナーはあの女に決まりだね!」

パパは首を
横に振りながら言った。

「いや。今夜のディナーは、うちのママだな」

最高の生活
アメリカ人と同じ給料をもらい
イギリスの家にすみ
日本人の妻を持ち
中国人のコックを雇う。


最悪の生活
中国人と同じ給料をもらい
日本の家にすみ
アメリカ人の妻を持ち
イギリス人のコックを雇う。