飛び飛びで話が遅いですがつづきです。


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カバー写真のディズニーはパニックの2週間くらい前。

この時は普通に電車に乗れていた!地下鉄も平気だった!




病院から薬を処方してもらい、電車に乗る練習をしなくちゃいけない。


しかーし!
普段は夕方5時までお仕事。
さすがに家の事もあるので電車に乗りに行けないw

そんな訳でチャンスは少ない!
しかし、卒業式も間近に迫っている!


一日だけ時間が空いたので、ウォーキングがてらまずは最寄りの駅へ。





実は事前に準備していた事がある。
電車の非常時に扉を開けられる箇所と車掌さんとやり取りができるマイクの場所を調べて把握しておいたのだ。

扉を開けられるのは何となく知っていたけど、車掌さんとやり取りできるマイクがあるのは初めて知ったよ。

やっぱり昨今の電車内のテロの影響なのかな?

もちろん、むやみに扉を開けるつもりはない。

気持ちの問題。
本当に怖くなったら、逃げ道がこれだけあるんだっていう安心感の為。






薬を飲むか悩みながら駅までテクテク。
駅に近づくにつれてこの前の恐怖が蘇ってきたので薬を飲む。

駅に着いて、中に入る。
なんか吐きそう…。怖くて気持ち悪い…。
そのままいくつかの車両を見送る。


しばらくして薬が効いてきて、なんだか頭がボヤ〜っとしてきた。
ボヤ〜っとしながら「今なら乗れそう」っと、なんとなく思って順番に並ぶ。


午後の空いている時間だから人はまばら。


あとは事前に確認していた非常コックやSOSマイクのある場所(車両の端にあった)から乗り込む。


電車に乗り込むも、すでに頭がボヤ〜っとしているので正直良くわからない感覚。


頭と心が別々に分かれている感じ?


心臓はバクバクしている。密室で怖くて。
でもその動悸と恐怖が脳には届かなくて、麻痺しているような?!妙に冷静なような?!


ふと窓を確認すると、前回とは違って少しだけ開くことができる窓だったので、少し安心する。


気が付いたら二駅目に到着していたから慌てて降りた。


とにかくフラフラするのでベンチで休む。
今度は眠気が襲ってきた。


このまま寝るのは危ないと、無理矢理身体を起こして帰り方面のホームへ移動。
足元がおぼつかなくて怖かった。
多分目付きもおかしかったんじゃないかな?
別の恐怖現わる。



なんとか帰りの電車に乗り込んで、寝落ちしないようにドアに寄りかかって立っていた。


正直あまり記憶がないのだけど、いつの間にか最寄り駅に降りていて、気が付いたら家の前だった(駅から自宅まで十数分歩く距離)。

帰宅してすぐにベッドにダイブからの爆睡。
目が覚めたら暗くなっていたから結構寝てたみたい。

頭重いしフラフラするしで最悪だ。
夕飯は各自レトルトとかでお願いした。


でも…なんとか電車には乗れた!

乗れたけど、こんなにフラフラの状態で入学式なんか行けないよね…。どうしよう…。






入学式前日に二度目の診察だったのでその話をすると、

薬を半分にカットした方が良さそうですね。
弱い薬ではあるけれども、ゆんさんには効きすぎたみたいですね。

と言われる。


更に、
あの薬は脳を酩酊状態にする作用があるんですよ。
効果が出始めるのは1時間後くらいから。
眠くなるのは4〜5時間後くらいですね。


そう言われたけど私自身は、酩酊状態になったのは1時間も掛からなくて、眠くなるのも2時間いかなかったかな…。
フラフラで眠気と必死に戦っててすっごく疲れたよ…。途中の記憶も曖昧だし…。

相当薬に弱かったみたい。

それにしても向精神薬の怖さをかなり感じた。
もちろん、必要だから存在はするのだろうけど、これで依存性になったら本当に抜け出せないかもしれないとは思った。


あともうひとつ。
この挑戦の数時間前に、酵素風呂に初挑戦もしておりまして…。(経緯は色々とあるけど省略)
酵素風呂のおかげなのか、心身ともにかなり調子が良くなった。


"心身共に"なので、自律神経とかも整っていたのかもしれないな。って思っております。


どんな形であれ(薬の力)、恐怖に打ち勝って電車に乗れたと云うのは気持ち的には大きな一歩だった!


そして大ボスの入学式当日!


は、
長くなったのでまたの機会に書きます!